ドリコム内藤社長、『Webtoon』が人気となっている理由を語る 既存サービスの問題に対応するものだったこと、スキマ時間に楽しめること

ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、本日(1月27日)、オンライン上で開催した第3四半期の決算説明会において、タテ読みスタイルのWebマンガ『Webtoon(ウェブトゥーン)』が人気となっている理由を語った。

スマホに最適化した縦読み・フルカラーという要素が注目されがちとしながら、本質的には紙のコミックスをそのままスマホに配信するため、情報量が多くて読みにくいという、既存の電子サービスの問題に対応するものだったことをあげた。

さらに、ソーシャルゲームやモバイルゲームが人気になった理由と同様だが、ストーリーも単話が多いため、通勤・通学やちょっとしたスキマ時間などに気軽に楽しめることも大きな理由とした。

なお、ドリコムでは現在、IP創出の一環として音楽事業とともに出版事業の立ち上げを行っているそうだ。人材採用も進んで組織も整いつつあり、2023年3月期の下期から作品をリリースできる見通しだという。

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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