360Channel、高品質な3D空間で高い操作性を有するWebメタバースシステムを提供開始 「バーチャルホークス春季キャンプ」で採用に
コロプラ<3668>グループの360Channelは、これまで培ったXR領域の技術、ノウハウを活用し、高品質な3D空間で、高い操作性を有する独自のWebメタバースシステムを開発し、提供を開始したことを発表した。また、本システムがスカパーJSATが提供する「バーチャルホークス春季キャンプ2022 in 宮崎」に採用されたとのこと。
本システムは、URL一つで共有、利用することができる。対応端末として、Meta社が提供するMeta Quest(VR HMD)で展開するブラウザだけでなく、スマートフォンやタブレット、PCのブラウザからも利用できる。
また、開発リソースを共通化することでマルチプラットフォームへの対応コストも圧縮することが可能となった。さらに、プラットフォームの審査がないため、短納期でのリリースや手軽にシステム更新もできる。
Webブラウザでの高品質な3D空間の提供は描画性能やパフォーマンス面で課題があったが、グループ会社で培ったスマートフォン・VRゲームでのノウハウを活用し、Webブラウザでも高クオリティな3DCG空間表現が可能となった。
また、仮想空間内での移動のし易さと、視認性を向上させた独自のUXを開発し、スマートフォン、PCおよびVR端末全ての環境で快適に利用できるようになった。
メタバース空間では動画視聴や展示物の見学、他者とアバターを介してコミュニケーション等を行う。その際、三人称視点でアバターが表示され続けると、自身のアバターが仮想空間内の様々な対象物の視認性を低下させる課題があった。
一方で、アバターが見えない一人称視点での利用では、周囲の対象物を視認することは容易となるが、自身の位置や状態を把握することが困難で、仮想空間内での移動性を低下させたり、酔いの原因になっていた。
そこで独自のUXを発案し、停止時は一人称視点、移動時は三人称視点となる「一人称三人称視点の自動切り替え機能」を開発した。本機能により、従来の課題が解決され、メタバース空間での視認性と移動性が向上した。
<利用可能 機能一覧>
・クライアント様独自ドメインの発行
※希望のドメインで、クライアント様の提供サービスとして展開できる。
・同空間内 最大接続人数:50人(高クオリティ3DCG空間およびアバター利用時)
※端末性能によって最大接続人数が増減する
・イベント時最大同時接続人数:~1万人(1万を超える場合は個別相談)
・テキストチャット機能
・ボイスチャット機能(他仕様との兼ね合いで制限あり)
・MAP機能
・アバター選択機能
・ジェスチャー/エモーション機能
・動画再生機能(LIVE配信、オンデマンド動画に対応)
・有料イベントの開催(外部チケットシステムとの連携)
※独自ドメインのサービス内に課金システムを組み込む場合などは費用が異なる。
※他仕様との組み合わせで各機能に制限がある。また、案件に応じて対応端末の範囲や、各機能を選択して利用できる。
(C) 2016-2022 360Channel, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 株式会社360Channel
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 小松 恵司