スクエニHD、第3四半期のスマホゲーム売上高は6.3%増の356億円 数字上は過去最高だが売上計上基準の変更が主な要因 「既存タイトルは弱含み」

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、この日(2月4日)、第3四半期(21年10~12月)におけるスマホ・PCブラウザゲームの売上高が前年同期比で6.3%増の356億円だったと発表した。

同社によると、数字上は過去最高の水準となるが、収益認識に関する会計基準の適用と会計基準の変更によるものが主な理由になる。むしろ、既存ゲームは弱含みで推移したとのこと。
以前は、AppleやGoogleなどプラットフォーマーの手数料などを控除した金額を売上としていたが、今期からユーザーから受け取る金額を売上に計上するようになっている。

同社では、スマートフォン向けパズルゲーム『ドラゴンクエストけしケシ!』と『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』をリリースし、第4四半期も順次投入する、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3245億0600万円、営業利益405億8000万円、経常利益409億3900万円、最終利益244億1400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684