バンナムHD、第3四半期のIP別売上高を発表 「ウルトラマン」が92%増の123億円と大幅増 「ガンダム」もプラモ・フィギュア好調で12%増と拡大続く
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(2月8日)、第3四半期累計(2021年4~12月)の決算における主要IP別の売上高を開示し、「ウルトラマン」が前年同期比で92.2%増の123億円と大きく伸びたことを明らかにした。「ウルトラマン」については国内トイホビーも62.2%増の60億円と大きく伸びた。
「ドラゴンボール」に次ぐIPに成長した「機動戦士ガンダム」も12.6%増の761億円と好調だった。プラモデルやコレクターズフィギュアなど、ハイターゲット層向けの商品がデジタルを活用した販売・マーケティングや、海外における展開拡大により好調に推移したという。
▲ガンダムは、新型コロナ以前は四半期売上高200億円を下回ることが多かったが、2020年4~6月以降は安定的に200億円を超えるようになり、いまや250億円超えも珍しくなくなっている。
今回の決算は伸びたIPが多く、「ドラゴンボール」が0.7%増の913億円、「ONE PIECE」が20.1%増の334億円、「NARUTO」が17.9%増の178億円、「アンパンマン」が12.5%増の72億円、「アイカツ!」が同14.3%増の16億円だった。他方、「プリキュア」と「スーパー戦隊」「仮面ライダー」が減少した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832