テレビ東京HD、第3四半期は売上・利益共に過去最高を更新 オリンピックやその他大型スポーツなどの広告収入が想定上回る伸び
テレビ東京ホールディングス<9413>は、この日(2月8日)、第3四半期累計(21年4~12月)の連結決算を発表し、売上高1098億8300万円(前年同期比15.6%増)、営業利益76億5200万円(同66.4%増)、経常利益81億1700万円(同71.0%増)、最終利益53億0600万円(同92.8%増)、EPS188.99円となり、売上・利益ともに過去最高となった。
・売上高:1098億8300万円(同15.6%増)
・営業利益:76億5200万円(同66.4%増)
・経常利益:81億1700万円(同71.0%増)
・最終利益:53億0600万円(同92.8%増)
・EPS:188.99円
「東京オリンピック」の売上が当初の想定から大きく伸びたほか、大型スポーツ案件や年末のセールスが好調に推移するなど、広告収入がコロナ禍の2020年度(2020年4月~12月)を大幅に上回った。
費用面では、感染防止等に最大限配慮しながら番組等のコンテンツ制作活動を実施したほか、海外展開を中心とするアニメ、ドラマやニュース番組の配信、オンラインイベント事業などいわゆる放送外のライツ事業への先行投資なども増やした。
この結果、営業費用は13.0%増の1022億3000万円と2ケタの伸びとなったものの、売上高の伸びで吸収し、大幅な増益となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社テレビ東京ホールディングス
- 設立
- 2010年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 小孫 茂/代表取締役社長 石川 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9413