ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、昨日(2月8日)、第3四半期(21年10~12月)の決算説明会において、中国におけるゲーム規制の影響について質問を受けたが、「第3四半期までの業績では規制強化の影響はほぼないと考えている」と回答した。
同社では、日本だけでなく、中国でもアプリ開発・運用を行っており、中国側は直近では『スラムダンク』を大ヒットさせた実績がある。現在、『キャプテン翼』と『HUNTER×HUNTER』の新作を開発しているという。
新作タイトルについては、第2~3四半期にかけてリリースを予定していなかったことからもあり、スケジュールにも現状影響が出ていないという。
同社のゲームは、成人をメインターゲットとしているため、当局の規制の影響は比較的軽微になると示唆したが、個別タイトルの開発や審査の状況については差し控えるとした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432