コロプラの決算説明資料より…リリース時期別売上は『黒猫』フィナーレのFY2013が大きく減少 新作『テイルズ オブ ルミナリア』のFY2022も低調

  • コロプラ<3668>は、2月9日、2022年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表した。その決算説明資料を見てみると、リリース時期別売上推移では、FY2013開始タイトルの売上が大きく落ち込んでいる。

    これは、『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』がメインストーリー最終章を迎え、ストーリーが完結したことで、運営的な節目を迎えたことが大きな要因と言えるだろう。

    一方で気になるのは、バンダイナムコエンターテインメントと共同開発した新作『テイルズ オブ ルミナリア』が対象となるFY2022開始タイトルの売上が伸び悩んでいることだ。ネット計上(レベニューシェア分)による売上となるが、この10~12月期は3700万円にとどまっている。有力IPタイトルとしては、かなり弱めの初動になっているものと思われる。

株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高259億7500万円、営業損益12億800万円の赤字、経常損益9億4700万円の赤字、最終損益18億6600万円の赤字(2024年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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