ガーラ、第2四半期収益予想を赤字修正 タイトル開発中止等で特損計上

 ガーラ<4777>は、第2四半期累計(4-9月期)の連結業績予想を下方修正し、売上高22億4200万円(前回予想22億円)、経常損益9600万円の赤字(同7000万円の黒字)、四半期純損益4億2000万円の赤字(同2000万円の黒字)としました。

 同社では、タイトル増加に伴って人件費や広告宣伝費が当初の見込みよりも増加したことに加え、オンラインゲーム「Airmatch」の開発中止に係る特別損失(2億1000万円)の計上や、過年度に係る外国付加価値税(1億3000万円)が発生する見込みになったため、としています。

 また、売上高については計画を若干上回る程度でした。同社では、当初、各地域で第1四半期に投入したタイトルが第2四半期から収益に寄与し、保守的に計画した数字を大幅に超過すると見込んでいたようですが、一部でシステムトラブルやハッキングによるユーザー離れの影響が出たとのこと。

 3月通期の予想については、11月11日開示予定の決算短信に合わせてアナウンスする、としています。