KLab、22年12月期の業績予想は非開示だが定性的なイメージを明かす 移管と終了は売上にはマイナスだが利益にはプラスに、『ラピスリライツ』は増収要因

KLab<3656>は、昨日2月9日、オンラインで開催した決算説明会で、2022年12月期の業績見通しについて非開示としたものの、損益計算書に与える影響については以下のような定性的なイメージを立てていると明かした。

【売上について】
・『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)』の運営移管と、『テイルズ オブ クレストリア(テイクレ)』のサービス終了(2月)は減収要因となる。
・既存タイトルについては、昨年のような急激な減り方はせず、例年と同じような減収になる。
・『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』は増収要因となる。

【利益について】
・コスト削減は継続的に行っているが、これからコストが劇的に下がるような状況はイメージしづらい。
・『スクスタ』と『テイクレ』終了は売上にはマイナス効果だが、(赤字だったため)費用削減となり、利益にはプラスに働く。両プロジェクトの人材は、新規コンテンツの開発に割り当てるため、開発費は資産計上される。またサービス終了に伴い外注費なども低下する。

 

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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