サイバーエージェント<4751>は、企業毎の課題にあわせた最適なUIデザインと機能パッケージを備えたオンライン接客ツール「リモてなし」の提供を2022年2月より開始した。住友不動産の新築分譲マンション販売において、2022年3月以降の本格導入にむけた試験導入を開始。対面の接客と遜色ないオンライン接客の実現を支援する、としている。
「リモてなし」は、顧客接点をオンラインに置き換えるだけでなく、集客・接客・追客を一貫してサポートすることで成約率と顧客満足度の向上に貢献する。実際に現場で直接業務フローを確認し、スタッフから管理職まで幅広い層の課題を抽出することで、各企業が直面するオンライン接客の課題に合わせた機能の設計・提供を行う。
住友不動産は、不動産業界で先駆けてオンライン接客での不動産販売を開始し、全国で供給する新築分譲マンション販売において物件見学から引渡しまで「非対面」で完結する販売手法「リモート・マンション販売」を2020年6月1日より実施している。
以下の機能を提供する。
①モデルルームの代替となる高画質動画を、品質を落とすことなく共有可能
物件の魅力を動画で伝える際、高画質動画は容量が大きいため、これまでは画質が粗くなったり再生スピードが遅くなったりするなどの課題があった。「リモてなし」は、大容量の動画ファイルも事前にアップロードができ、独自の圧縮技術と再生同期の仕組みにより、高画質で物件の魅力を最大限伝えることができる。
②紹介動画・間取り図・部屋の3Dシミュレーションなど、複数の資料をツール内でスムーズに共有できるUIで、円滑なコミュニケーションが可能に
顧客との打ち合わせ時は、紹介動画や3Dシミュレーションなど複数のコンテンツを用いるため、複数回資料の切り替えが発生する。これまではツールの仕様上、画面の切り替えの度に接客が中断されていたが、「リモてなし」では同一画面上で資料の切り替えが可能となり、接客を中断することなくスムーズに打ち合わせを行うことができる。
③成約状況やユーザーのアンケート内容の可視化により、ユーザーへの丁寧なフォローや社内での情報共有が容易に
現在の商談状況やアンケート内容などを管理画面上で一括確認できるため、商談後の丁寧なフォローや社内での情報共有が行いやすくなる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751