東宝、22年2月期の期末配当を1株当たり17.5円→27.5円に増配 劇場版「呪術廻戦 0」「シン・エヴァンゲリオン」など好調で特別配当10円を増額

  • 東宝<9602>は、2月22日、2022年2月期の期末配当予想を従来予想の1株当たり17.5円に特別配当10円を加えた27.5円に修正することを発表した。年間では1株当たり35円から45円に修正されたことになり、前期実績の35円から10円の増配となる。

    同社は配当について、年間35円をベースにしつつ、業績が予想や目標を上回って推移した場合は、業績連動分として追加の配当を積極的に検討することを基本方針としている。

    2022年2月期は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けつつも、「劇場版 呪術廻戦 0」と「シン・エヴァンゲリオン劇場版」などの大ヒットにより主力の映画事業が好調だったことに加え、演劇事業、不動産事業も順調に推移し、業績を回復させた。そのため、株主への一層の利益還元を図るべく、1株当たりの期末配当金に特別配当10円を増額することを決定した。

東宝株式会社
https://www.toho.co.jp/

会社情報

会社名
東宝株式会社
設立
1932年8月
代表者
代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
決算期
2月
直近業績
売上高2283億6700万円、営業利益399億4800万円、経常利益427億9000万円、最終利益295億6800万円(2022年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9602
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