-
3月2日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比451.69円安の2万6393.03円で取引を終えた。ロシアに対する経済制裁が世界景気や企業業績に与える影響を懸念した形でグローバル企業や金融株に売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>が大幅続伸した。ネクソンは、このところのビットコイン市場の上昇で、流動性の高い長期的な安定資産としてビットコインを保有していることが、あらためてクローズアップされる形となったようだ。
また、テンダ<4198>やバンク・オブ・イノベーション<4393>、カヤック<3904>なども買われた。
野村証券が投資判断「Buy」を継続し、目標株価を7万6000円から7万7000円に引き上げた任天堂<7974>もしっかり。
半面、coly<4175>が4日ぶりに反落し、壽屋(コトブキヤ)<7809>やクルーズ<2138>などが売られた。
大手ゲーム株では、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価は1700円から1800円に引き上げたものの、現在の2000円台の株価を下回る目標株価が嫌気されたセガサミー<6460>が反落した。
ほか、タカラトミー<7867>やサンリオ<8136>なども安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974