弁護士法人モノリス法律事務所は、3月4日、 VTuber事務所・関連企業・個人VTuber向け法務の専門チームの発足を発表した。
モノリス法律事務所はVTuberの黎明期である2017年からVTuber関連の法務サービスを提供を開始し、 契約書作成や権利関係の整理、 ガイドライン策定などのサポートを行ってきた。事務所開設5周年となる3月4日現在、 契約先のVTuberは約100名、 そのチャンネル登録者数は約400万人、 動画再生回数は約5億回となったという。
VTuberは1万人を突破(注1)し、 自治体やJリーグのチームが導入するなど社会的認知が高まる一方、 トラブルも増加している。 今後もモノリス法律事務所は担当弁護士を増やすなど、 VTuberや関連事業者に向けた法務サービスの拡充を進めるという。
(注1:ユーザローカル社調査・2020年発表)
<以下プレスリリースより>
■VTuber法務サポートの概要
VTuberは短期間で人気が爆発し、 事後的にその契約関係や権利関係を原因としたトラブルが発生しやすいビジネスです。 そのため、 早い段階から、 知識とノウハウを有する弁護士のサポートを受け、 適切な「予防」を行うことが重要です。
個人VTuberや関連企業・事務所が日々直面する問題には様々なパターンがあります。 その理由は、 イラストレーターやVTuber関連システムに関する契約書などITに関わる契約関係、 声優との契約や事務所所属契約などエンタメ領域に関わる契約関係、 著作権から薬機法までメディアとしての側面に関わる法律、 そしてYouTube利用規約まで、 様々な領域の要素が含まれているからです。
例えば、 個人VTuberに弁護士が必要な局面には「イラストレーターとの契約締結」「事務所に所属することが決まったときの対応」「企業からの案件受注」「ガイドライン整備」などがあります。 VTuberとしての活動に専念し、 ビジネスとしても成功するために、 モノリス法律事務所はこのような法的な部分のサポートを行っています。