グリー、第3四半期の決算を5月12日に発表する予定　セールスランキング1位獲得の『ヘブバン』の収益貢献に注目

グリー<3632>は、2022年6月期 第3四半期の決算を5月12日に発表する予定だ。同社は、事業環境は短期的な変化が激しく、新規アプリゲームのリリース等による大きな業績変動が見込まれることから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるとして業績見通しを開示していない。

グループ会社のWFSとビジュアルアーツが開発・運営する『ヘブンバーンズレッド(ヘブバン)』が2月28日にリリースとなり、セールスランキングで1位を獲得するなど好調な出足を見せているが、収益貢献の度合いが注目される。

なお、直近の12月中間期の決算は、売上高331億8400万円(前年同期比2.9%増)、営業利益40億7800万円(同22.7%減)、経常利益44億0800万円(同11.1%減)、最終利益36億5400万円(同13.9%減)だった。

・売上高:331億8400万円(同2.9%増)
・営業利益:40億7800万円(同22.7%減)
・経常利益:44億0800万円(同11.1%減)
・最終利益:36億5400万円(同13.9%減)

新作ゲームの開発や、「REALITY」の機能強化・コンテンツ拡充、グローバル展開を行う一方、新作『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』が収益貢献した。ただ、投資・インキュベーション事業での売却が少なかったこともあり、全体としては減益となった。