【決算レポート】ワンダープラネット、第2四半期は既存減衰と新作費用増加で赤字転落 コンシューマー系ゲーム開発会社との共同タイトル発表 BLC参入への準備も

ワンダープラネット<4199>の2022年8月期の第2四半期(12~2月)決算は、既存タイトルの売上高が想定を下回った一方で、新作『アリスフィクション』開発進行で開発費が増加し、営業利益と経常利益は赤字転落した。

売上高7億4000万円(同23.3%減)
営業損益1億3900万円の赤字(前年同期1億400万円の黒字)
経常損益1億5400万円の赤字(同1億500万円の黒字)
最終損益1億900万円の赤字(同100万円の赤字)

各タイトルの状況を見てみると、『ジャンプチ ヒーローズ』は日本版がおおむね想定通りの進捗となった一方で、繁体字版は想定を下回った。また、『クラッシュフィーバー』は、日本版・海外版ともに想定を下回り、『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ繁体字版』はユーザー数は下げ止まったものの、想定を下回る進捗となった。

一方で、新作『アリスフィクション』の開発が進行したのに伴い、その開発費が増加した。費用面では、新規開発関連の外注費が膨らむ形となっている。『アリスフィクション』は、今期の第4四半期のリリースに向けて、引き続き開発費用などの増加が見込まれるという。

新作の開発パイプラインは、その『アリスフィクション』と、協業パートナーによる既存タイトルの中国配信は前回と同様だが、新たにコンシューマー系ゲーム開発会社と「全世界同時配信・同時運営」の共同事業新規タイトルの開発を開始したことが発表された。

世界的ヒットゲーム開発実績を持つパートナーと長期運営型のスマホゲームを開発しており、 パブリッシャーをワンダープラネットが担当し、全世界同時配信・同時運営を予定している(※中国は除く)。

また、ブロックチェーンゲーム関連事業への参入を準備しており、海外パブリッシング事業を中心に、協業、業務提携、出資などの検討、事業展開を推進する事業拠点としてシンガポールに海外子会社を5月に設立する予定であることも発表された。

なお、2022年8月期通期の業績予想については、第2四半期までの売上高、営業利益は想定を下回った推移となっているものの、新作の開発は予定通りの進捗となっていることを踏まえ、従来のレンジ予想を据え置いている。

売上高42億円~48億円(前期比17.1%増~33.8%増)
営業損益2億円の赤字~2億円の黒字(前期2億6000万円の黒字)
経常損益2億円の赤字~2億円の黒字(同2億6100万円の黒字)
最終損益1億3000万円の赤字~1億3000万円の黒字(同8億2500万円の黒字)

ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高34億3400万円、営業利益3億1200万円、経常利益3億1200万円、最終利益2億2400万円(2020年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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