【プロデューサーインタビュー】移管・運営の分野でポジションを確立するマイネットが積極採用中/運営機能をまるごと引継ぎ、受け取る「移管」の魅力とは?

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マイネット<3928>では現在、 ゲームサービス事業における人材を積極的に募集している。
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今回、 同社ゲームサービス事業にて、大規模IPタイトルの運営プロデューサーを務めている阿部祐督氏へのインタビューを実施。

サービスリリースしている他社タイトルの運営機能をまるごと引継ぎ、受け取る「移管」をテーマに、その魅力や面白さ、マイネットの強みについて語ってもらった。

阿部 祐督

(あべ ゆうすけ)

マイネットのゲームサービス事業にて、数多くのタイトルのプロデューサーを経験。 現在はIPタイトルのプロデューサーとともに、 ゲームタイトルの移管担当部門の責任者を担う。

移管はプロデューサー冥利に尽きる

――:まずはマイネットの直近のゲームサービス事業について教えてください。

阿部:マイネットではセカンダリー事業を2014年に開始して以来、様々なゲームタイトルをお預かりして運営をしてきました。ここ最近は大規模タイトルやIPタイトルも増えて、ゲーム業界の人でなくても知っているような有名タイトルが増えています。

業界内でも多くの会社様にマイネットのセカンダリー事業が知られていますし、他社様とお話するとゲーム運営を移管する需要があることを改めて感じることも多いですね。このように業界としてのポジションを確立しつつ、運営のプロとしての使命感をさらに感じるようになっています。

――:マイネットにおけるプロデューサーの役割について教えてください。

阿部:プロデューサーはタイトルの責任者であり、チームのマネージャーでもあります。そのため、タイトルとメンバーの状況を常に把握しています。タイトル状況の把握のためにKPIを見て運営の打ち手を議論したり、渉外を行ない契約条件を交渉したりすることがあります。

メンバー状況を把握する中では、メンバーの健康管理や働きやすい環境を整えたり、社内の関係部署とのハブになったり、時には会社や事業といった大枠の仕組みづくりや課題解決を担うこともあります。

自身の担当タイトルはもちろんのこと、会社のことも俯瞰して状況を捉えた上で行動することが求められますね。特にマイネットのプロデューサーは広い守備範囲が求められているなと感じています。

――:マイネットは数多くのゲームタイトルを運営しています。他社様からタイトルをお譲りいただく「移管」について具体的に教えてください。

阿部:他社様で開発され、すでにサービスリリースしているタイトルの運営機能をまるごとマイネットで引継ぎ、受け取ることが「移管」です。移管のタイミングから、企画・開発・各種クリエイティブ制作・プロモーションなど運営の機能を全てマイネットで引き受けることになります。

移管はタイトルのこれからのライフラインを担うことだと考えています。サービスリリース直後は、目新しく目立つ仕掛けが多いこともあって注目されがちですが、リリースから時間が経った後もユーザーさんは変わりなくずっと遊び続けてくださっている。このユーザーさんたちが大切に遊んでくださっている時間をいかに長く延ばすことができるかに注力しているのがマイネット、という感覚ですね。

また、マイネットの運営になることはこれまでの体制を抜本的に変えられるチャンスでもあります。これまで通りゲームをお楽しみいただくために運営を続けることはもちろん、長期運営のために必要な利益創出にも目を向けたバランス感覚がとても重要です。

――:「移管」の面白さや魅力をお聞かせください。

阿部:プロデューサーとして感じる移管の面白さは、運営体制をゼロからカタチ作っていけるところです。

移管は検討段階からどんな構造のゲームなのか、どんな技術が使われているのか、どのような運営手法なのか、どんな人が運営しているのか、などをひとつひとつ紐解きながら理解していきます。

その中で、運営方針を決めたり、運営フローを変えたり、適性のあるメンバーを編成したり、協力会社様の選定をしたりと、長く運営できるスタイルに変えていくことができるのが、移管プロデューサーとしての醍醐味だと思っています。

これまでの運営スタイルを尊重しながら、今後の運営をどのように設計するのかを自分の手腕で決めて、組み立てていくことができるので、文字通り「プロデュース」していく感覚がとてもあります。

――:移管の大変さやこれまで苦労したことを教えてください。

阿部:移管では限られた短い時間のなかで、10~50人、時には100人が一斉に引継ぎを受けます。そして、そのひとりひとりが完全に仕事をマスターする必要があるので、とても難易度が高い。社内異動の引き継ぎだと、いざとなれば元の人に聞きに行ける安心感がありますが、会社間での引継ぎではそうもいきません。短期間で想いも業務も引継ぎきらなければいけないことは、大きなプレッシャーにもなりますね。

引継ぎ相手がいなくなってしまう日が来ることを意識しながら、今までユーザーさんたちが楽しんでくださっていたゲーム運営を、我々がこれから担っていかなければならない緊張感や責任感を抱えて毎回気を引き締めています。

――:「移管」の難易度の高さが伺えますが、そんな移管を得意とするマイネットの強みはなんでしょうか?

阿部:一つはこれまで累計80タイトル以上移管を通して得られた知見を会社に蓄積していることです。当社のように移管専任部署が存在する会社は業界内でも少ないと思います。また、実際に移管を経験しているメンバーも多く、ノウハウや移管のコツを体得しているメンバーが多いことも強みですね。

移管プロジェクトが始まる際には、移管経験のあるメンバーを中心に新しいメンバーを集め、各メンバーがこれまでの経験をフルに生かせる体制を作っています。経験のあるメンバーは計画外の課題が発生した際に素早く対応できますし、そんなメンバーのフォローを受けて移管に挑戦したばかりのメンバーも安心して業務に携わることができます。

丁寧な体制構築と運営フォローが移管の成功を握るカギになっていると思います。

――:ゲームサービス事業の要である移管プロデューサーとして、一緒に働きたいのはどんな人ですか?

阿部:大前提として、タイトルやそのIPに愛を注ぎ込める人ですね。その上で、一緒に成長を目指して、どんな変化が起きても対応できる逞しさや器用さを持っている方と一緒に働きたいなと思います。マイネットは変化の早いゲーム業界の中でカタチを変え、進歩させてセカンダリー市場をリードしてきたので、同様に変化を次に活かせる方だといいですね。

また、マイネットのプロデューサーにはゲームを運営する能力だけではなく、運営チームを統括するヒューマンマネジメント能力や、他社様と交渉する渉外スキルも求められます。マネジメントスキルや人間力のある方が合っていると思いますし、会社の代表として交渉することもありますので、ゲームに向き合い過ぎず、ビジネス面にも強い方がマッチすると感じています。

――:組織の今後の展望をお聞かせください。

阿部:直近のゲーム業界は大型タイトルやIPタイトルでの移管需要が増えているのがトレンドです。

マイネットで新しく運営するタイトルの売上やチーム規模も、この2年で2~3倍程になってきている印象を受けます。各メーカー様にはビッグタイトルでのヒットを狙うために社内リソースを開発に集中させたいという思いがあり、再配置需要での移管ニーズが高まっているのかと思います。

案件が大型であればあるほど技術やサービスの幅が広がるのはもちろんのこと、メディアミックスや大規模プロモーションに対応していかなくてはならないので、マイネットも運営を受け取る側として対応範囲を広げています。マイネットであれば安心して運営を任せられると指名され続ける会社でありたいですね。

――:プロデューサーとして入社した人にお任せする業務や期待するキャリアを教えてください。

阿部:まずは一つのゲームタイトルのプロデューサーとして運営を担って頂きつつ、運営に特化したマイネットのノウハウを体得していただきたいと思っています。

そこから先は、その方の特性や志向によって変わりますが、渉外や対外コミュニケーションが得意な方であれば、移管案件をどんどん担当していただきたいですし、よりマネジメント幅を広げたい方であれば、大型タイトルのプロデューサーや、複数案件のプロデューサーなどを経験していただいてステップアップして欲しいですね。

――:最後に読者・候補者に向けてメッセージをお願いします。

阿部:業界内でマイネットを知ってくださっている方の中には「運営部分だけを担ってる会社でしょ」といったイメージをお持ちの方も少なくないかと思います。実は僕も入社する前まではそうでした(笑)。

でも中に実際入ってみるとガラッとイメージが変わりました。やはりセカンダリー業界の中で一番手となって業界を牽引できているのは、他社にはない戦略や方針があってそれが競争力になっているからだと思いましたね。また、働いてみると運営に誇りやプライドを持ってお仕事をしているプロの集団であることが感じられると思います。

もしちょっとでも気になってくださったなら、気軽にご応募頂けると嬉しいです。ご応募お待ちしております。

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株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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