【レビュー】3Dのナイトメアフレームやフルボイスによるストーリーで描かれる名作の魅力…戦術性のあるゲーム体験も光る『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』をレポート

EXNOAとf4samuraiは、スマートフォン・PC向け新作ゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』(以下、『ロススト』)を2022年5月17日(火)にリリースすることを発表した。

本作は、TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』を題材としたナイトメアフレームバトルRPG。TVアニメの物語と戦いを再現し、ルルーシュと主人公(プレイヤー)との新たな物語が描かれるゲーム作品となっている。

本作は、4年前のTGS2018にてプロジェクトが発表された後、更なるクオリティアップが必要と考え、2019年夏より新たな開発会社として f4samuraiとのプロジェクトとして再始動した作品となる。

今回は、そんな『ロススト』をリリースに先駆けてプレイする機会をいただけたので、レビューをお届けしていく。


 

『コードギアス 反逆のルルーシュ』の魅力をまた新たに描いていく物語

まず初めに、コードギアスシリーズについて簡単に紹介すると、2006年に放映が開始されたアニメーション作品シリーズとなる。『コードギアス 反逆のルルーシュ』から、アニメーション作品による続編はもちろん、コミックスやノベライズ作品など様々なメディアにて展開されている。

中でも『コードギアス 反逆のルルーシュ』はシリーズの原点ということもあって、今でも高い人気を誇っており、『ロススト』はそんなTVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の物語が題材となっている。

プレイヤーは『コードギアス 反逆のルルーシュ』の世界にて、ルルーシュやカレンと共に、その物語を体験していくのだが、TVアニメと同様の舞台・時間軸ながらも、『ロススト』ならではの新たな物語として描かれていく。

原作を知っているファンであれば、新たな物語がどのように描かれていくかが楽しみであるし、コードギアスシリーズを知らない人にとっても事前知識がなく楽しめるものとなっている。

▲ゲーム内のロード画面では、作品の世界観や用語の解説もあり、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の世界に浸れるように工夫されている。

プレイヤーは、ルルーシュやカレンと同様、アッシュフォード学園に通う学生として物語は進められ、その物語はアドベンチャーパートとして描かれている。

▲メインストーリーはフルボイスで展開され、ルルーシュやスザクももちろんフルボイスだ。

Live2Dによるキャラクターの動きも相まって、そのストーリーも気になる内容となっており、作中でも”失われた物語を取り戻す物語”と語られているように、コードギアスシリーズ共通テーマの一つと言える”復讐”も描かれるシナリオとなりそうだ。

▲オープニングムービーでも垣間見える主人公の過去。

ただ、TVアニメのストーリーを辿るという訳ではなく、主人公が関わることで新しい物語として没入できるシナリオとなっている。シナリオの他にも、オープニングムービーでは、原作アニメを制作したサンライズが担当している。

▲ゲームオリジナルデザインのナイトメアフレームも登場している。

 

シンプルな操作ながら、奥の深い戦術バトル

本作のバトルパートでは、リアルタイム戦術バトルが採用されている。ジャンルで言えば、タワーディフェンスゲームと言えるものであり、原作同様、人型兵器ナイトメアフレームを駆使した戦闘が繰り広げられる。

各バトルには、ステージが用意されており、侵入してきた敵を撃退していくのだが、プレイヤーはナイトメアフレームをうまく布陣していくことで攻略することになる。

ナイトメアフレームとパイロットによって、役割や特性も異なってくる。パイロットには、アタッカーとなる「突撃(KNIGHT)」、味方を回復させる「修理(BISHOP)」(※体験時の画面では”治療”として表示されている)、敵の進行を食い止める「守護(ROOK)」などチェスにちなんだタイプが用意されている。

また、キャラクターによってスキルやパラメータも異なるので、部隊やナイトメアフレームとの組み合わせで多様な戦術を組むことが可能だ。

ナイトメアフレームも同様に、近接攻撃を得意としているものもあれば、空中移動できる機体など様々だ。

好きなパイロットやナイトメアフレームを活用してプレイしていく他、スキルや特性の組み合わせを考えていくことも本作の楽しさとも言える。

バトルによっては、力押しだけではクリアできないステージもあり、ただ高コスト高性能のナイトメアフレームを置けば良い、という訳にはいかなかった。

バトルでは、時間経過と共に、配置できるコスト上限が増えていくのだが、高コストを配置できるまで待っていると、あっという間に制圧されるステージもある。

他にも、地上と空中、交互に侵入してくる敵もおり、考えて部隊編成や配置を行なっていく場面もあり、リアルタイム戦術バトルとしての魅力が感じられた。

▲筆者も「スザク投入すれば楽勝だろう」と高を括った結果、あっさり敗北した場面もあった。

▲戦闘中は進行を遅らせることができるので、リアルタイムバトルに慣れていない人でも、じっくり考えることができる。黒の騎士団ゼロのようにじっくり知略をめぐらせよう。

 低コストのパイロットやナイトメアフレームも活用していくことが、攻略のカギになるステージもあるので、様々な機体を試しながら自分なりの戦術や組み合わせを考案していくのも本作の楽しみ方の一つと言えよう。

ファンに向けた作品ながら、遊び応えのある戦術バトルゲーム

 『ロススト』では、スカウト(ガチャ)によってパイロットやナイトメアフレームを獲得することができる。

▲スカウト演出では、ルルーシュがチェスの駒を指す形で描かれ、そのレアリティによって駒の色も異なる演出が用意されている。

また、ナイトメアフレームはプレイヤーが開発することもできる。部隊編成上、欲しい特性を持ったナイトメアフレームを開発して用意することができ、不要になったナイトメアフレームは解体することも可能だ。

ゲームの進行としては、アドベンチャーパートとバトルパートをそれぞれ進めていくことで、新しい物語やステージが解放されていく。

プレイヤーはアドベンチャーパート→バトルパート→部隊強化を繰り返して、物語を進めていくことになる。

サブストーリーやアリーナなども用意されており、今後のアップデートにて追加されていく予定だ。

総括として、『ロススト』はファンのためのゲームという側面以外にも、ストラテジーゲームとしてもふんだんに楽しめる側面も用意されている印象だった。

▲ユフィもパイロットタイプ「修理(BISHOP)」(※体験時の画面では”治療”として表示されている)のユニットとして登場している。

多様なパイロットやナイトメアフレームが用意されており、その性能も千差万別であった。慣れない内は、詳細のパラメータは気にする必要はないと思うが、各パイロットの組み合わせなども考えていくようになるとより一層楽しめるように感じられた。

そして、このゲーム性も『コードギアス 反逆のルルーシュ』という世界だからこそうまくフィットしていると言える。

3Dモデルで描かれるナイトメアフレームは新鮮であり、戦闘中のモーションやエフェクトも一見の価値があるだろう。

▲ホーム画面では自身が設定したナイトメアフレームを格納・鑑賞することもできる。

▲戦闘中も、様々なアングルで動きをみることができる。裏側のディテールやモーションなどもみることができ、戦術バトル以外の楽しみ方も用意されていると言えよう。

これまでコードギアスシリーズのファンだった人はもちろん、作品をみたことなかった人やストラテジーゲームをやったことがない人でも存分に楽しめるだろう。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』という作品自体、多くのファンを獲得し、今なお人々を魅了している作品である。その世界観や新しい物語をゲームとして体験できる『ロススト』を一度プレイしてみてはいかがだろうか。



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