リミックスポイント、22年3月期の営業益を63億円から82億円に増額修正 暗号資産の投資収益取り込み、暗号資産の取引も隆盛

リミックスポイント<3825>は、この日(5月9日)、2022年3月通期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高287億5300万円(前回予想273億8700万円)、営業利益82億0500万円(同63億2000万円)、経常利益81億7300万円(同63億1300万円)、最終利益69億1300万円(同50億6000万円)、EPS64.05円(同46.89円)とした。

・売上高:287億5300万円(前回予想273億8700万円)
・営業利益:82億0500万円(同63億2000万円)
・経常利益:81億7300万円(同63億1300万円)
・最終利益:69億1300万円(同50億6000万円)
・EPS:64.05円(同46.89円)

従来予想からの修正率は、売上高4.9%増、営業利益29.8%増、経常利益29.4%増、最終利益36.6%増となっている。

・売上高:4.9%増
・営業利益:29.8%増
・経常利益:29.4%増
・最終利益:36.6%増

同社では、暗号資産交換業を営む連結子会社のビットポイントジャパンがエイダ(ADA)やジャスミー(JMY)、ディープコイン(DEP)など日本国内の暗号資産交換業者として初めて取扱いを開始したことにより、販売所取引の取引量が増え、売上が伸びたことに加えて、販促費が前回修正時の想定額を下回って推移したことにより、営業利益が拡大した、としている。また、暗号資産関連事業投資においては、出資先からの配当や出資先である投資事業組合の損益取込により、あわせて4億6000万円を売上計上した。

他方、エネルギー事業では、12月中旬から1月下旬にかけて発生した日本卸電力取引所(JEPX)における電力取引価格の高騰以降、需要家へ安定的に電力供給を行うため、相対取引や電力先物取引の活用など電源調達の多様化を進めてきた。そのような中、世界的な燃料価格の上昇に伴う電力取引価格の高騰や先行きが不透明な電力市場に対する懸念から、電力先物市場における取引価格が上昇したことにより、電力先物取引証拠金について期末に実現損益及び評価損益を計上した。

株式会社リミックスポイント
https://www.remixpoint.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社リミックスポイント
設立
2004年3月
代表者
代表取締役社長CEO 小田 玄紀
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3825
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