バンナムHD、23年3月期の家庭用ゲーム売上高は19%減の1400億円を計画 「これまでにない大ヒット」の『ELDEN RING』の反動減で
バンダイナムコホールディングス<7832>は、2023年3月期における家庭用ゲームソフトの売上高について、前期比19.7%減の1400億円を見込んでいる。ソフトの販売数量も同23.5%減の4350万本を計画しているという。
前期は『ELDEN RING(エルデンリング)』が発売1ヶ月で400万本想定を大きく上回る1340万本を出荷するという「これまでにない大ヒット」となった年度だったこともあり、反動減が出ると想定しているようだ。
ソフト販売計画4350万本のうち、新作は1100万本、リピート3250万本を見込んでいる。「DRAGON BALL」の大型タイトルや海外発タイトル、PC向けタイトルなど複数の新作タイトルのリリースを予定している。
また、『ELDEN RING』については、ユーザー層拡大のための施策やトイホビー事業との連携を含め、ロングライフ化のためのさまざまな施策を検討していくとのこと。既存IPでもロングライフ化に向けた施策を行う。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832