ベビカムは、暗号資産、ブロックチェーン、Web3、メタバース、NFTなどといった、新しいデジタルテクノロジーに対して、ママたちはどのように捉えているかを知るために、育児層に向けての意識調査を2022年6月に行い、その調査結果を発表した。
『最近の新しいサービスなどの利用状況』
■ アンケート開催期間
2022年6月10日~6月15日
■ 調査方法
妊娠・育児サイト「ベビカム」にて募集し、Webフォームより回答
■ 回答数
203名
<以下調査レポートより>
【「暗号資産」「ビットコイン」など、いくつかの言葉は、半数以上の人が聞いたことがあるが、興味を持っているのは、まだ1割以下】
言葉としての認知度は、「ビットコイン」(85.7%)、「暗号資産」(63.5%)、「メタバース」(42.4%)といったビッグワードは、ある程度の認知はされているものの、「ブロックチェーン」や「NFT」などは、15%程度にとどまり、それ以外の言葉はまだまだ知られていないことがわかります。
さらに、興味の度合いについては、10%を超えるものは一つもない状態であり、ママたちの興味の対象になっていないのが現状です。
Q. 以下の中で聞いたことがあるものを全てお選びください。
Q. 以下の中で興味があるものを全て選びください。
【暗号資産取引所の口座を開設している人の割合は、わずか3.4%】
NFTの売買などにも必要となる暗号資産について、それを扱うための暗号資産取引所の口座を開設しているかどうかを聞いたところ、わずか3.4%(203人中7人)の人しか、口座を開設していないという結果となりました。
Q. あなたは暗号資産取引所の口座を開設していますか?
【暗号資産口座の開設のきっかけは、「Move to Earn」アプリの STEPNの影響も】
さらに、口座開設している方に、開設のきっかけを聞いたところ、7人中3人が、歩くことで稼ぐことができる(「Move to Earn」と呼ばれています)アプリのSTEPNをやりたいと思ったからということでした。
Q. あなたが口座を開設したきっかけは何ですか? 当てはまるのを全てお選びください。
【暗号資産やNFTは、「複雑でよくわからない難しいもの」「リスクの高いもの」】
暗号資産やNFTに対して、どのように感じているかを質問したところ、2/3以上の人が、「複雑でよくわからない難しいもの」と回答。
つまり、まだ、内容がよくわかっていない人が多く、そのために、「リスクが高い」「犯罪も起こる可能性がある」「怪しいもの」といった認識があるものとも思われます。
Q. 暗号資産やNFTについてどのように感じていますか? 当てはまるのを全てお選びください。
今回のアンケート調査では、世の中的には、暗号資産やNFTなどについて注目されてきつつあるものの、一般の家庭レベルでの理解は、まだまだ十分に浸透しておらず、そのために、よくわからないものに対してのネガティブな感覚を多くのママたちが持っていることが浮き彫りになった。