【ゲーム株概況(6/30)】アリババグループ企業とマスターライセンス契約締結のサンリオが急反発 韓国モバイルゲームユーザー減を嫌気してネクソンが安い ANYCOLORは続落
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6月30日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比411.56円安の2万6393.04円で取引を終えた。米国市場で半導体株が売られた流れを受けて、国内市場も半導体関連株やハイテク株に売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が大幅続伸したほか、東京通信<7359>やコムシード<3739>が一時ストップ高するなど強含みの推移を見せた。
また、サンリオ<8136>が商いを伴って急反発し、終値ベースで3000円台乗せを示現した。サンリオは、中国子会社がアリババグループのAlifish社とマスターライセンス契約を締結したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
ほか、KLab<3656>は6日続伸し、ザラ場ベースで600円台を回復する場面もあった。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が反落し、モバイルファクトリー<3912>やガーラ<4777>、ケイブ<3760>などが売られた。
一部報道で韓国のモバイルゲーム市場のユーザーが1年で270万人減少と伝えられたことを嫌気する形でネクソン<3659>も反落した。
ANYCOLOR<5032>は続落となり、一時6180円まで売られる場面があった。
なお、テンダ<4198>は商いが薄い日が多く、この日の売買が成立しなかったようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136