ユナイテッド、デジタルプロダクト開発支援を行うLboseへリード投資家として出資　グループ企業との業務提携も

ユナイテッド<2497>は、7月6日、デジタルプロダクト開発支援を行うLboseへ出資したことを明らかにした。出資金額や出資比率などについては開示していない。今後は、同社の成長期待事業であるDXプラットフォーム事業との業務提携も開始する予定。

Lboseは、「"誰と、どこで、何をするか"を、もっと自由に。」をミッションに掲げ、企業のデジタルプロダクト開発支援を行うサービスを提供している。新規事業立ち上げ支援「ATTEND biz」、月額制アジャイル開発支援「レンタル開発チーム」など、クライアントワークを中心とした事業を展開している。

Lbose が創業した2017年当時は、フリーランスを活用する企業がまだ少なく、フリーランスと企業のミスマッチが多発していた。そこでLboseは、フリーランスを中心としたチーム組成を行い、企業に「開発チーム」として提供するサービス「ATTEND biz」を開始した。

非IT中小事業者よりシステム開発を受託しており、クライアントの開発ニーズに応じて、同社が抱える3000人以上のフリーランス・開発メンバーのネットワークから、最適なスキルを有する開発チームを組成することができる。

Lbose は今回調達した資金を、更なる事業加速と組織拡大に向けた経営体制の強化のため、各事業、対応領域におけるコアメンバーの採用へ活用していく予定。同社は今回、Lbose が展開する事業と、同社の成長期待事業であるDXプラットフォーム事業において、業務提携を行うことを前提に、本ラウンドのリード投資家として出資した。

具体的な業務提携の可能性として、キラメックスが運営するオンラインプログラミングスクール「テックアカデミー」の卒業生に対する実務機会の提供や、リベイスが運営するデザイナー特化型クラウドソーシングサービス「JOOi」との制作・開発案件の相互送客によるシナジー創出等を想定しているという。