【ゲーム株概況(7/11)】Switch向けゲームコンテンツに参入の東京通信がS高 gumiは提携先の『キャプテン翼』NFTプロジェクトが刺激に
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7月11日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比295.11円高の2万6812.30円で取引を終えた。10日投開票の参院選で自民党が単独過半数を獲得するなど圧勝して政権が安定することで、より効果的な経済政策を展開しやすくなるのではとの期待が膨らむ形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信<7359>がストップ高した。東京通信は、新たな取り組みとして、家庭用ゲーム機であるNintendo Switchへのゲームコンテンツの配信を開始すると発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、壽屋(コトブキヤ)<7809>が5日続伸となり、gumi<3903>やユークス<4334>、シリコンスタジオ<3907>なども買われた。gumiは、協業先であるdouble jump. Tokyoが『キャプテン翼』のNFTプロジェクトを始動したことが株価の刺激材料となっているもよう。
ほか、大手ゲーム株では、コナミグループ<9766>やスクウェア・エニックスHD<9684>などが高い。
ANYCOLOR<5032>は反発し、終値ベースで4営業日ぶりに6000円台を回復した。
半面、SHIFT<3697>は利益確定の売り物が続く形で大幅続落し、ガーラ<4777>やアエリア<3758>なども売られた。
コムシード<3739>は一時751円まで買われたものの、後場引けにかけて急落し、ストップ安となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359