【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「マッシブーン」の使用感をお届け! 対人特化のパワーキャラ好きにオススメ!
ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、本日(8月4日)より、新たなポケモン「マッシブーン」を追加した。
本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。
▲マッシブーンは、近接・バランス型。バランスの取れた戦闘能力と耐久能力を持つ。粘り強く戦うことが得意。
▲進化はしないため、ゲーム開始時からマッシブーンの姿でスタートする。
マッシブーンは通常攻撃が相手のポケモンに命中するたび、マッスルゲージが1溜まる。3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、2連続パンチを放つ。このとき同時にHPが回復する。
特性は「ビーストブースト」で、相手チームのポケモンをKOしたり、KOをアシストしたりすると、移動速度および通常攻撃の速さが少しのあいだ上がる。また、相手のポケモンに通常攻撃や特定のわざを命中させると、そのたびにマッスルゲージが溜まっていく。反対に戦闘から離れていると、一定時間ごとに1ずつ減っていく。マッスルゲージの最大値は6となっている。
ここからは覚えるわざを紹介していく。まずはレベル1の状態で覚えられる「メガトンパンチ」と「とどめばり」について。範囲攻撃の「メガトンパンチ」は、若干ではあるが移動も兼ねている。また、相手チームのポケモンに当てることでマッスルゲージを1溜められるので、相手と対面した際は先制として「メガトンパンチ」で飛び込むよう心掛けよう。そこから通常攻撃を重ねてマッスルゲージが溜まれば「とどめばり」の出番。ゲージがしっかり溜まっていれば序盤からかなり大ダメージを出せるため、相手チームにかなり強めのプレッシャーをかけることができる。ただし、「とどめばり」の対象は1匹となっているため、人数不利の盤面を覆すのは難しい。対等、もしくは人数有利の盤面にしっかりと相手を制するイメージで立ち回れば、序盤は有利に進められるはずだ。
●メガトンパンチ
リキャスト:5秒
わざ種別:範囲
指定した方向に移動してから、地面にパンチを叩きつける。この衝撃で、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。わざが相手チームのポケモンに命中すると、1匹につきマッスルゲージが1溜まる。
●とどめばり
リキャスト:8秒
わざ種別:近接
マッスルゲージをすべて消費し、指定した方向にいる相手のポケモン1匹にダメージを与える。マッスルゲージの消費量が多いほど、ダメージが大きくなる。このわざで相手のポケモンをKOするとHPが回復する
次にレベル5になることで、「きゅうけつ」か「ばかぢから」を覚えられる。相手を拘束しながらHPを回復できる「きゅうけつ」は、非常に使い勝手が良い印象。ただし、だっしゅつボタンやなんでもなおしで拘束を抜け出されてしまうため、相手がアイテムを使用したタイミングを見計らって使用したい。一方、相手を掴んで叩きつける「ばかぢから」はダメージが非常に大きいわざとなっている。こちらは、わざの使用後にシールドを獲得することができる。どちらのわざもマッスルゲージをすべて消費するが、ゲージが溜まっているほどより大きな効果を期待できる。
●きゅうけつ
リキャスト:9秒
わざ種別:近接
指定した方向にいる相手のポケモン1匹を羽交い絞めにして、継続ダメージを与えながら自分のHPを回復していく。わざ使用時にはマッスルゲージがすべて消費され、消費量に応じて、ダメージを与える回数と1回あたりのダメージ量がそれぞれ決まる。なんらかの理由で行動できなくなったり、相手のポケモンがだっしゅつボタンを使用したりすると、わざは中断される。アップグレード後は、1回ダメージを与えるたびに次のダメージ量が増えるようになる。
●ばかぢから
リキャスト:7.5秒
わざ種別:範囲
指定した方向へ走りながら、相手のポケモンを1匹掴み上げる。マッスルゲージをすべて消費し、渾身の力で地面へと叩きつける。このとき範囲内にいる相手のポケモンにもダメージを与える。消費したマッスルゲージが多いほど、与えるダメージは増加し、シールドをたくさん獲得できる。アップグレード後は、マッスルゲージが最大限溜まると、このわざの待ち時間がすぐ0秒になる。
続いて、レベル7で「とびかかる」か「うちおとす」を覚えられる。相手チームのポケモンに当てることでマッスルゲージを溜められる「とびかかる」や「うちおとす」は、戦術した「きゅうけつ」「ばかぢから」の威力を最大限に引き出すためのサポートとして使用することが多くなるだろう。まず、一定距離を移動しながら範囲に攻撃できる「とびかかる」は、最大2回まで保有しておけるため、移動わざとしてもカウントしておけば逃げや追い込みなど対面でかなり立ち回りやすくなるだろう。1点、わざの発動前に移動方向は変えることができるが、距離を調節できないため、使い慣れるまでは相手との距離を意識して発動するようにしよう。一方、アッパーを当てることで相手との距離を一気に縮めることができる「うちおとす」は、ダメージが高くより追い込み向きのわざとなっている。追撃の効果は野生のポケモンにも有効(※カジリガメなど動かないオブジェクトを除く)なため、逃げる際はルートに野生ポケモンが入るようなルートを選択すれば素早く撤退することもできる。
●とびかかる
リキャスト:1秒
わざ種別:範囲
指定した方向に飛びかかり、相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ攻撃も下げる。わざが相手チームのポケモンに命中すると、1匹につきマッスルゲージが1溜まる。わざを使った後、通常攻撃の速さが少しのあいだ上がる。わざの最大保有回数は2回。アップグレード後は、わざが相手チームのポケモンに命中するたび、少しのあいだ攻撃が上がる。攻撃は、命中した相手チームのポケモンの数が多いほど上がる。
●うちおとす
リキャスト:7.5秒
わざ種別:妨害・ムーブ
指定した方向にいる相手のポケモン1匹に、まずアッパーでダメージを与え、ふきとばす。相手のポケモンが宙を舞っているあいだにもう一度わざを使うと、追撃して地面へ叩き落とすことができ、落ちたポケモンを中心に範囲内にいる相手のポケモンにもダメージを与えられる。アッパーを当てた後に追撃しなかった場合、相手のポケモンは自然に地面へ落下するが、このときも落下地点を中心とした範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えられる。このわざによって相手チームのポケモンにダメージを与えると、1匹につきマッスルゲージが1溜まる。アップグレード後は、相手のポケモンが地面に落ちたとき、より広い範囲にダメージを与えられるようになる。また、このときダメージを与えた相手チームのポケモンの数に応じて溜まるマッスルゲージが、1匹あたり2に増える。
最後に、ユナイトわざ「ウルトラバルクマスキュラ―」について。範囲に対するダメージは決して高くないので、相手と対面していきなり使用するのは好ましくない。わざの最後に自動で範囲内の最もHP割合が低いポケモンを攻撃してくれるため、倒せそうな相手がいる場面では積極的に使用したい。まずは味方と連携して相手チームのポケモンのHPを削り、トドメの一撃として使用するよう意識したい。また、その際は相手の主力となるアタッカーや、仲間と位置が離れているポケモンを優先的に狙いたい。使用するタイミングと相手を間違えなければ、初心者でも非常に使いやすいわざとなっている。
●ウルトラバルクマスキュラ―
わざ種別:必中
範囲内を高速飛行し、当たった相手のポケモンにダメージを与える。次に、その中でHPの割合が最も低かったポケモンに向かい上空から突撃して、もう一度ダメージを与える。
今回、マッシブーンを使用してみて感じたのは、対人性能が非常に優れているということ。マッシブーンの強さの肝となるマッスルゲージは、野生のポケモン相手では溜められないため、カジリガメやサンダーを狙う際も、しっかりと相手を殲滅して安全を確保することを優先したい。また、ダメージを稼げるわざには単体を対象とするものが多く人数不利の場面では使いにくいと感じがちだが、相手チームのポケモンをKO、またはKOのサポートをすることで少しのあいだ通常攻撃の速度が上がるため、1匹でもKOできればマッスルゲージがより速く溜まるようになり、相手がこちらのマッシブーンを止められない状態を作り出すことができる。KOを重ねるほど好循環にノッていくことができるため、自チームにいた場合は上手く庇いながら、相手にいた場合は優先的に狙うよう意識しよう。
(文 編集部:山岡広樹)
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- 株式会社ポケモン
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- 代表者
- 代表取締役社長 石原 恒和/代表取締役 宇都宮 崇人