ゲオHD、第1四半期決算は営業利益248%増の40億円…スマホやメディア系リユース商材が拡大

ゲオホールディングス<2681>は、8月10日、2023年3月期 第1四半期(22年4月~22年6月)の連結決算を発表し、売上高813億7700万円(前年同期比7.0%増)、営業利益40億2700万円(同248.4%増)、経常利益47億2900万円(同252.5%増)、最終利益30億3400万円(同476.6%増)と大幅増益となった。

・売上高:813億7700万円(同7.0%増)
・営業利益:40億2700万円(同248.4%増)
・経常利益:47億2900万円(同252.5%増)
・最終利益:30億3400万円(同476.6%増)

2nd STREETの主力であるリユース系リユース商材の動向としては、新型コロナウイルス感染症拡大対策であるまん延防止等重点措置が3月下旬に全面解除となったことにより、客数・客単価ともに上昇してきた中で実施した「ゴールデンウィークセール」が、リユース衣料品を中心に売上増加に貢献した。また、セール終了後も好調に推移しリユース系リユース商材全体の売上は増加した。

GEOの主力であるメディア系リユース商材の動向としては、リユースゲーム機器本体・リユースゲームソフトともに売上は減少した。一方、スマートフォン等のリユース通信機器については、2021年10月1日以降発売の端末SIMロック販売の原則禁止により市場の活性化が継続しており、スマートフォンの販売に好影響としてあらわれ、メディア系リユース商材全体の売上は増加した。

新品商材の動向としては、家庭用ゲーム機「PlayStation5」本体の供給不足が継続しており、新作タイトルのラインナップも少なく売上は減少した。レンタル商材の動向としては、配信サービスの普及とレンタル市場の縮小に伴い、売上は減少した。

また、外国為替相場の大幅な円安進行により、為替差益4億8200万円を計上した。

■2023年3月通期の業績見通し
2023年3月通期の業績は、売上高3500億円(前期比4.5%増)、営業利益70億円(同14.4%減)、経常利益76億円(同21.3%減)、最終利益38億円(同36.5%減)、EPS89.61円を見込む。

・売上高:3500億円(同4.5%増)
・営業利益:70億円(同14.4%減)
・経常利益:76億円(同21.3%減)
・最終利益:38億円(同36.5%減)
・EPS:89.61円

計画に対する進捗率は、売上高23.3%、営業利益57.5%、経常利益62.2%、最終利益79.8%となっている。

・売上高:23.3%
・営業利益:57.5%
・経常利益:62.2%
・最終利益:79.8%

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