バンナムHD、「ONE PIECE」と「ドラゴンボール」新作映画を追い風として世界展開を強化 ONE PIECEカードゲームは人気、下期に家庭用ゲームの大型タイトルも
バンダイナムコホールディングス<7832>は、「ONE PIECE」と「ドラゴンボール」の新作映画の公開を追い風として、ワールドワイド展開を強化する。『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が国内外でヒットし、さらに先日公開された『ONE PIECE FILM RED』も観客動員500万人、興行収入70億円を突破するなど好調な出足となった。
同社では、「ONE PIECE」トレーディングカードゲームを7月に国内で発売を開始したが、「非常に好調な出足」となっており、海外へも販売を拡大していく。また、下半期には『ドラゴンボールザブレイカーズ』や『ONE PIECE ODYSSEY』などワールドワイド向けの大型家庭用ゲームの発売を予定しているという。
なお、直近発表の第1四半期決算では、両作品のグループ売上高をみると、『ドラゴンボール』が前年同期比9.6%増の275億円、『ONE PIECE』が同37.0%増の137億円だった。2023年3月通期では、それぞれ前期比4.6%増の1335億円、同31.5%増の580億円と増収を見込んでいるとのこと。
©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832