千葉工業大学とPitPa、NFTによる学修歴証明の発行 譲渡不可、プライバシーへの配慮した仕様に



千葉工業大学とPitPaは、8月18日、NFTによる学修歴証明の発行を開始したと発表した。

本NFTは、イーサリアムブロックチェーンの共同創設者ヴィタリック・ブテリンが提唱するNFT「Soulboundトークン」にも通じる、譲渡不可能なNFTの一種となる。

本NFT証明書の発行により、取得した学生は大学での学修の履歴や学びの成果を就職活動や海外留学などの際に国境を超え広くアピールすることが可能としている。

 【本件のポイント】
●  学修歴証明書をブロックチェーン上に記録し、改ざんを防ぎつつ、NFTとして活用する証明書の発行は国内初の試み

●  NFT修得証明書は仮想通貨のウォレットで証明データを管理できるため、様々なプラットフォームに接続し学びの成果をワンストップでアピールが可能に。ジョブ型雇用促進時代にいち早く対応

●  記録の改ざんができないブロックチェーン技術の強みを活かしつつ、学生のプライバシーにも配慮した仕様を盛り込んだことで情報漏洩リスクを軽減

●  雇用スタイルが変化する中、web3時代の到来に備え、世界標準のツールを用意することで国際人材の輩出を支援