バンダイは、「クリスマスおもちゃ見本市2022」(9月7日・8日に開催)において、誕生25周年を迎える「たまごっち(Tamagotchi)」の新商品を展示している。同社によると、「たまごっち」は大きく2種類のシリーズ展開が行われており、タッチパネルとカラー液晶、ウェアラブル化した「Tamagotchi Smart」と、「平成レトロ」な流れを受け継ぐ「Tamagotchi nano」に分かれている。
まず、「Tamagotchi Smart」では、25周年を記念したモデルが出展。ホロシートを使った特別仕様の本体に加え、歴代のたまごっち800キャラクター以上のプロフィールを掲載した大図鑑、アニバーサリーパーティフレンズが手に入る「たまスマカード」が同梱されている。「たまスマカード」は、本体に挿入すると、育成キャラクターなどを追加できるという。
▲液晶は大変見やすくタッチ精度も良好だった。
▲「たまスマカード」は、本体側面にセットできる。
このほか、『ONE PIECE』を題材にしたモデル及びセット、「プイプイモルカー」や「サンリオキャラクターズ」をモチーフにしたたまごっちが育てられる「たまスマカード」、さらにきせかえベルトなども出展していた。「Tamagotchi Smart」の利用者は、女性が多いそうだが、『ONE PIECE』コラボモデルで男性にも利用してもらいたいと考えているそうだ。
また、「Tamagotchi nano」については、コラボ相手をモチーフにしたたまごっちではなく、コラボキャラクターがお世話できる新製品を展示している。『SPY×FAMILY』の「アーニャ」や、『ONE PIECE』の「チョッパー」、『プイプイモルカー』の「ベビモルカー」、『ジュラシック・ワールド』の「赤ちゃん恐竜」、BTS公式ライセンスグッズ「TinyTAN」がそれぞれ登場する。
▲ONE PIECEのモデルに関しては5つの中から選挙を行い、上位2つを製品化するそうだ。
▲展示では、離れたところからでも見やすくなるよう、大型化して表示もしていた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイ
- 設立
- 1950年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 竹中 一博
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1491億5500万円、営業利益122億4100万円、経常利益134億4600万円、最終利益99億4700万円(2023年3月期)