HEROZ、第1四半期(5~7月)決算は売上高5.8%増、営業益56.4%増に バリオセキュアなどの子会社化で連結決算に移行

  • HEROZ<4382>は、9月9日、2023年4月期の第1四半期(5~7月)の決算(非連結)を発表、AI(BtoC)サービスにおける『将棋ウォーズ』が安定成長に貢献したことなどで増収、営業増益となった。

    売上高3億7500万円(前々期比5.8%増)
    営業利益1400万円(同56.4%増)
    経常利益400万円(同37.3%減)
    最終利益700万円(同117.9%増)

    ・AI(BtoC)サービス
    10周年記念イベントや機能追加等の効果により、AIによるサポート機能等を搭載したスマートフォンアプリ『将棋ウォーズ』が引き続き安定した収益を上げた。また、5月に将棋AIを活用したプロ仕様の将棋AI研究をサポートする「棋神アナリティクス」をリリースしており、プロ棋士を中心にサービスの提供を拡大している。

    ・AI(BtoB)サービス
    ディープラーニングなどの機械学習技術を集約したAIサービスに関わる業務の標準化を続け、資本業務提携先をはじめとする様々な事業会社に同社のAIサービスの拡販を行った。第
    1四半期累計期間の売上は、初期設定における大型案件の受注や継続フィー案件の増加などの効果により、前年同期と比較して増加した。

    ■バリオセキュアなどの子会社化で連結決算に移行
    2023年4月期の業績予想は、バリオセキュア<4494>とストラテジットの連結子会社化により、連結決算へと移行するため、利益予想を精査中としており、以下のとおり。

    売上高31億円
    営業利益 未定
    経常利益 未定
    最終利益 未定

HEROZ株式会社
http://heroz.co.jp/

会社情報

会社名
HEROZ株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
決算期
4月
直近業績
売上高29億8000万円、営業利益2億5700万円、経常利益2億1600万円、最終損益5億7400万円の赤字(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4382
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