アピリッツ<4174>の第2四半期(2022年5~7月)におけるオンラインゲーム事業の業績は、売上高8億3500万円(前年同期比18.3%増)、営業利益4900万円(前年同期は300万円の損失)と増収・黒字転換を達成した。営業利益については、4四半期連続の黒字となる。
『UNI'S ON AIR(ユニゾンエアー)』について、移管も見据えた共同運営体制に移行したことで売上が2ケタの伸びとなった。
利益面では、新卒社員への投資や、『ユニゾンエアー』の共同運営のための一時的な対応のために原価が増えたこと、『ユニゾンエアー』ののれんの償却費などが発生したことで、利益改善は小幅にとどまった。
同社では、のれんの償却期間は2年と短めに設定しているそうだ(3年が多い)。『けものフレンズ3』についてはすでに半分が償却しているとのこと。
▲現在は第23期。このページに限らず、これまで20○○年1月期と混在しており、少し混乱する。
▲運営パイプライン。この四半期では、『ユニゾンエアー』の共同運営に加えて、フジゲームスより『アルカ・ラスト』の運営移管を受けた。こちらは受託からの移行となる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174