ミクシィ、フォトウエディング事業・アニバーサリーフォト事業などを手掛けるデコルテHDと資本業務提携 「みてね」や「OKURU」とのシナジー狙う

  • ミクシィ<2121>は、9月28日、フォトウエディング事業・アニバーサリーフォト事業などを手掛けるデコルテ・ホールディングス<7372>(以下、デコルテ社)と資本業務提携契約を締結したことを発表した。

    資本提携は、投資事業有限責任組合キャス・キャピタル・ファンド六号が保有するデコルテ社の株式168万5400株のうち153万2400 株(発行済株式総数に対する比率の27.03%)を18億6000万円で市場外の相対取引により9月30日付で取得する。これにより、デコルテ社はミクシィの持分法適用会社となる予定だ。

    デコルテ社はフォトウエディングとアニバーサリーフォトを展開するスタジオ事業を主力事業とし、全国に26店舗を展開するフォトウエディングにおける国内 No.1 のプレイヤー。また、フォトウエディングで培った高水準の技術へのこだわり、顧客の思い出に残る撮影体験を提供するサービススキル、人材育成のノウハウなどを活用し、子どもを中心とした家族にアニバーサリーフォトサービスを提供する「HAPISTA」や成人式写真の「NALU」などを展開し、大きく業績を伸ばしてきた。

    ミクシィのライフスタイルセグメントでは、「家族アルバム みてね」や連結子会社スフィダンテの「OKURU」などの事業において、子どもの写真・動画共有や、フォトプリント・フォトギフトなどのサービスを運営しており、今回のデコルテ社との資本業務提携により、これらのサービスとのシナジーを生み、さらなる業績拡大を狙うとしている。

    <業務提携の内容>
    (1) 両当事者それぞれが保有する経営資源を相互に活用することによる、それぞれのサービスの拡充および新規事業の検討・開発

    (2) 両当事者が共同して行う新業態(既存又は新規店舗を活用するものを含む。)への投資、ならびに新業態の企画、開発および運営

    (3) 両当事者それぞれの強みを活かしたユーザー体験の向上およびマーケティングの推進

    (4) その他デコルテ社およびミクシィが別途合意する事項

    なお。この資本業務提携によるミクシィの2023年3月期の連結業績に与える影響は軽微だが、今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示するとしている。

株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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