円谷フィールズHD、非開示としていた第2四半期業績予想を発表…営業益877%増を見込む 円谷プロの中国トレカなど好調で 通期予想も上方修正

  • 円谷フィールズホールディングス<2767>は、10月24日、非開示としていた第2四半期業績予想を公表したほか、2023年3月期通期の業績予想の修正を発表した。

    第2四半期(累計)の連結業績予想は、円谷プロダクションでは国内海外ともMD・ライセンス販売が好調に推移し、コンテンツ&デジタル事業の営業利益は16億円となる見込み。また、PS事業では、パチンコ・パチスロの販売が堅調に推移し、開発・販売の営業利益は 19億万円となる見込み。

    売上高422億円(前年同期比13.0%増)
    営業利益35億円(同877.7%増)
    経常利益37億円(同519.8%増)
    最終利益25億円(同693.7%増)

    また、各事業が順調に進捗していることから、通期業績予想の修正も実施する。円谷プロダクションでは、国内外のマーチャンダイジングが伸長しており、特に中国市場におけるトレーディングカード「卡游奥特曼英雄对决卡片」をはじめとするグッズ等など販売が好調だ。そのため、コンテンツ&デジタル事業では、現時点で30億円の通期営業利益が見込まれるという。

    一方、PS事業では、現時点で販売中の機種までで、開発利益と販売利益を合算したPS事業の通期営業利益は30億円が見込まれる。これらを踏まえ、2023年3月期通期の連結業績予想において、従来予想の営業利益40億円を、新たに60億円に上方修正した。

    売上高980億円→1050億円(増減率7.1%増)
    営業利益40億円→60億円(同50.0%増)
    経常利益40億円→60億円(同50.0%増)
    最終利益30億円→40億円(同33.3%増)

円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1171億2500万円、営業利益109億5000万円、経常利益112億1800万円、最終利益82億2100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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