駅探、デジタルマーケティング・ネット広告を展開するプラウドエンジンをネオキャリアより2億2600万円で買収

駅探<3646>は、10月24日、デジタルマーケティング・インターネット広告領域で事業展開を行うプラウドエンジンの全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。ネオキャリアより2億2600万円で全株式9万3875株を11月30日付けで取得する。

プラウドエンジンは、自社独自のDSPプラットフォーム「Sphere」や、Google、Yahoo!、Facebookなどの広告配信プラットフォームを活用した広告提案・運用に係る総合的なソリューションを顧客へ提供しており、広告主・広告代理店に対する分析力と課題解決力は高く評価されているという。

今回の株式取得の目的は、プラウドエンジンの現行事業及び事業資産を活用し、駅探が掲げる地域マーケティングプラットフォームにおける以下の3つの事業領域への貢献をするため、としている。

1. 【広告配信領域】
広告事業グループが抱える全国の広告代理店ネットワークに対して、プラウドエンジンの広告提案営業を活用した広告案件の与件化、広告受注・売上増。既存の広告商材「駅ごと広告」にプラウドエンジンの広告ソリューションを加えた広告商材の拡張。また、当社の完全子会社である株式会社サークアの既存広告代理店・提携メディアとのクロスセル。

2. 【メディア領域】
現在 SEO による集客を主とする保有メディアに対して、プラウドエンジンのリスティング・SNS 広告運用を活用した集客手段の多様化、メディア事業の収益拡大。

3. 【法人向け事業領域】
プラウドエンジンのデジタルマーケティングに係る事業企画を活用した地域事業者向けの新規商材(CRM 等)の共同開発・営業展開。