コロプラ決算説明会より…新分野の「XR/メタバース」はBtoB領域の強化 「ブロックチェーンゲーム」担当の子会社の代表取締役に創業者の馬場功淳氏が就任
コロプラ<3668>は、11月9日、2022年9月期連結決算を発表し、決算説明会をWeb開催した。その決算説明会の中から、同社の2023年9月期の方針のうち、新分野での取り組みについて取り上げたい。
新分野での取り組みとしているのは、「XR/メタバース」と「ブロックチェーンゲーム」となる。「XR/メタバース」については、これまでも子会社の360Channelが独自のWebメタバースシステム「WEBmetaverse」の提供を行ってきているが、この「WEBmetaverse」の機能強化とBtoB領域の強化に取り組んでいく。
そうした中で、2023年1月からスタートのTBS新ドラマとなる日曜劇場「Get Ready!」では、ドラマの世界観を「WEBmetaverse」で再現し、ドラマとの連動企画を実施することを予定している、
一方、「ブロックチェーンゲーム」については、2022年9月期連結決算と同時に子会社Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)を設立したことを発表した。同社の宮本貴志社長(写真)は、この子会社について、「(コロプラが)ブロックチェーンゲームに本気で取り組むことの表れとして設立した」としていた。
なお、Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の代表取締役には、コロプラの創業者で前社長の馬場功淳氏が就任。ブロックチェーン技術または暗号資産、NFTを活用したGameFiなどのサービスの開発および配信を行う予定で、「Proof of Gamingで持続可能なPlay to Earn」を目指すとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 株式会社360Channel
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 小松 恵司