ネクソン<3659>のオーウェン・マホニー社長は、この日(11月9日)、第3四半期の決算説明会(テレフォンカンファレンス形式)において、新作モバイルゲーム『アラド戦記モバイル』と『HIT2』について、「素晴らしいヒット」とコメントした。
とりわけ、『HIT2』は、MMORPGを好むコアなゲームユーザーを多く獲得することに成功。PCオンラインゲームのような高いリテンションを実現し、想定を上回る収益を獲得できたという。
スマホをシンプルなゲームが楽しめるローエンド端末と位置づけるモバイルゲーム会社が多い中、同社では、いずれPCやコンソールゲームを凌駕する性能を持つようになると予測し、これまでハイエンドゲームの開発に注力してきたそうだ。
ネクソンのモバイルゲームは一時、PCオンラインゲームなどと比べて収益性は厳しいものだったが、こうした開発方針と強力なライブ運用が奏功し、その収益性も改善していったようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659