バンナムHD、9月中間期のIP別売上高を開示 「ガンダム」24%増の624億円 映画大ヒットの「ONE PIECE」も66%増の359億円、「ウルトラマン」も拡大
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(11月10日)、9月中間期のIP別売上高(グループ全体)を開示し、「機動戦士ガンダム」が前年同期比24.3%増の624億円だったことを明らかにした。プラモデルなど、ハイターゲット層向けの商品が販売・マーケティングや商品ラインナップを強化したことで国内外で好調だった、としている。デジタルカードなども伸びたという。
主力IPで最も伸びたのは、「ONE PIECE(ワンピース)」で、同66.2%増の359億円と大幅増となった。新たに発売となったトレーディングカードゲームや、『ONE PIECE FILM RED』とのコラボなどでスマートフォンゲームも好調だったようだ。
主力IPである「ドラゴンボール」も同7.4%増の657億円だった。こちらも『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などスマートフォンゲームが好調に推移した。
このほか、「ウルトラマン」も『シン・ウルトラマン』が大ヒットとなるなど注目を集めたが、同36.9%増の89億円だった。「アンパンマン」や「スーパー戦隊」なども拡大した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832