KADOKAWAの海外子会社、Web5 (Web3 + Web2)向けオープンソースIPをリリース 第1弾はNFTプロジェト


KADOKAWA<9468>の海外連結子会社KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN BHD(KGS)は、11月11日、「GIRPYTO(ギリプト)」というWeb5 (Web3 + Web2)向けオープンソースIP(Intellectual Property)を本日リリースし、第1弾としてNFTプロジェトの始動を発表した。

これを機に、KGSはブロックチェーン技術の世界に参入する。

GIRYPTOの特徴は、コミック業界では世界初のオープンソースIPである点。ライセンス契約に基づき、適切な帰属表示をすれば、誰でも自由にGIRYPTOの素材を、いかなる媒体やフォーマットで利用することができる。

また、商用を含む目的での使用、変形なども可能。KGSは、GIRYPTOを無限大のWeb5(Web3+Web2)IPにすることを目指す。

<GIRYPTO IPについて>
300年後、幾多の世界大戦を経た地球を舞台として、仮想通貨を擬人化した10部族の生き残りをかけた物語が基本設定。10の部族を象徴するキャラクター達の活躍が、今後NFT化、コミカライズ、ノベライズなどされる予定。

 <GIRYPTO NFTプロジェクトについて>
 GIRYPTO NFTプロジェクトは、GIRYPTOの商品展開第一弾となるプロジェクトです。2022年11月11日に、「GIRYPTOフェイブルズ」として、デフォルメされたキャラクターイラスト合計3,000枚のNFTが無料発行をされる。

続いて、2022年12月12日に、「GIRYPTOエピックス」として通常設定のキャラクターイラスト合計999枚が販売される。

GIRYPTO IPをもとに、KGSは、KADOKAWAの連結子会社である海外現地法人、台湾角川(台湾)、広州天聞角川(中国)、KADOKAWA AMARIN(タイ)、および著名漫画家との連携も積極的に進めている。漫画、タテスクコミック、小説も鋭意制作中で、2023年の第1四半期に発表予定。

■関連サイト

株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2554億2900万円、営業利益259億3100万円、経常利益266億6900万円、最終利益126億7900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
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