【ゲーム株概況(12/7)】9日に1Q決算の発表控えるエイチームが買われる 国内証券が目標株価引き下げのコナミグループは小反落 BOIは5日ぶりに反発
12月7日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比199.47円安の2万7686.40円で取引を終えた。米国でフィラデルフィア半導体株指数が下落したことを受けて、国内市場も値がさハイテク株などに売りが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エイチーム<3662>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、エディア<3935>などがしっかり。エイチームは、今週末9日に第1四半期決算の発表を予定しており、NFTゲームやメタバースなど新領域での動向などに市場の関心が向かっているようだ。
また、BOIは、前日まで4日続落していたこともあり、押し目買いが入る形になったもよう。
ほか、サンリオ<8136>やエイベックス<7860>などが買われ、大手ゲーム株ではカプコン<9697>が続伸した。
半面、Aiming<3911>が3日ぶりに反落し、コムシード<3739>や東京通信<7359>などが売られた。
みずほ証券が投資判断「買い」を継続したものの、目標株価を1万円から8900円に引き下げたコナミグループ<9766>は小反落した。
エイチームと同じく、9日に第2四半期決算の発表を控えるgumi<3903>は4日続落とこちらは発表内容への警戒感が先行する動きとなった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766