ポールトゥウィンホールディングス<3657>は、この日(12月9日)、連結子会社であるCRESTがSANETTY Produce(サネッティー プロデュース)、キュービストを吸収合併することを明らかにした。CRESTを存続会社とし、SANETTY Produceとキュービストは解散する。2023年2月1日に効力発生日となる予定だ。そして社名についても「株式会社HIKE(ハイク)」に変更する。
CRESTは、アニメーション、ゲーム、音楽、舞台、映画など、様々なコンテンツの企画・制作、グッズ商品化・販売までのトータルプロデュース事業を行っている。
同社は、クロスメディア展開を見据えた有力 IP の360°サービス、オリジナル IP の開発・育成を注力事業と位置付けており、2022年11月には一般演劇やアニメ・ゲーム IP を活用した2.5次元舞台の制作及びプロデュースを行う SANETTY を子会社化、事業拡大を図っている。
キュービストは、CREST と同様にメディア・コンテンツ業務の中核事業会社で、ゲーム内で使用するグラフィック、プロモーション動画、ゲームと連動した Web サイト、ゲーム攻略本及びゲームマニュアルの制作等、様々なサービスを提供している。
近年、キュービストはイラスト制作技術を有する企業(カラフル、Panda Graphics)を子会社化・吸収合併し、一体となった管理体制の下、グラフィック制作サービスの売上を拡大している。
これまで、CREST 及びキュービストはメディア・コンテンツ業務の中核会社として、CREST はアニメーションやゲーム等のコンテンツプロデュースを行い、キュービストはゲームのグラフィック制作やセールスプロモーションサービスを提供してきた。
CRESTが得意とするコンテンツプロデュースやIPライセンス運用、キュービストが得意とするグラフィック制作、セールスプロモーションを統合することで相乗効果を産み、人材、ファシリティ、ナレッジの共有による経営の効率化を進め、メディア・コンテンツ業務の成長を加速させる、としている。
また、CREST が注力事業と位置付けている2.5次元舞台事業について、スピード感をもって事業拡大に臨むため、SANETTY を合併することも併せて決定したとのこと。
