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ウェルプレイド・ライゼスト<9565>は、12月15日、2022年10月期の決算(非連結)を発表、主に主力事業であるクライアントワークサービスの売上高が計画を上回るなど好調に推移し、大幅な増収増益を達成した。
売上高20億5000万円(前々期比22.7%増)
営業利益2億1100万円(同64.5%増)
経常利益2億2700万円(同73.2%増)
最終利益1億4400万円(同75.7%増)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①クライアントワークサービス 売上高14億円
eスポーツ市場が堅調に拡大していく中、上期において新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部イベントの延期などもあったが、下期においては延期されたイベントが順次再開された。②パートナーソリューションサービス 売上高5億2000万円
eスポーツ市場の成長に伴い、選手・実況者・解説者・インフルエンサーの活躍の機会も増加しており、その「ゲームプレイ」や「実況」の動画を配信・投稿する活動を支援する「OC GAMES」サービスをクリーク・アンド・リバー社<4763>と協業で開始した。③ビジネスデザインサービス 売上高1億2900万円
eスポーツの新たな価値を創造するサービスやコンテンツを企画・開発することを目的として、2022年10月期よりサービスを開始した。eスポーツを他分野の領域とかけあわせたイベントを企画・運営、地方自治体と組み新規プロジェクトを立ち上げるなど、新規市場の開拓を目指している。■2023年10月期も増収増益を見込む
なお、2023年10月期の通期の業績予想は以下のとおり。売上高27億800万円(前期比32.1%増)
営業利益2億5100万円(同18.9%増)
経常利益2億4900万円(同9.2%増)
最終利益1億6500万円(同14.0%増)クライアントワークサービスは、顧客ニーズに合わせたeスポーツイベントの設計を行うだけでなく、同社ならではの演出技術と安定した運営の提供により、サービスの品質向上を促進していくとしている。
また、パートナーソリューションサービスは、クリエイターサポートを通じてクリエイター数を増やしていくとともに、スポンサー仲介などのメニューによりクリエイターそのものの価値を向上させていく。
ビジネスデザインサービスは、既存事業におけるノウハウを活かし、eスポーツと他領域を掛け合わせたサービスの創出、テクノロジーを活用したプラットフォームの構築を目指していく方針だ。
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565