『にゃんこ大戦争』の累計収益は6億ドル(約815億円)近くに到達 国内RTSでトップを独走、10周年も好調 SensorTower調査
調査会社のSensorTower(センサータワー)は、2022年11月に10周年を迎えた『にゃんこ大戦争』がリリースから2022年11月までに世界で6億ドル(約815億円)近い収益を上げているとのレポートを公式ブログ上で公開した。トップ市場の日本が70%を占めており、アメリカと韓国、台湾でも収益の25%をあげているという。
本作は、リアルタイムストラテジーだが、同分野でも圧倒的な人気だ。SensorTowerによると、2019年~2022年(1月~11月)の4年連続で、日本におけるリアルタイムストラテジー分野の収益トップを維持。同期間における2位の『城とドラゴン』との収益差も大きく、独走と呼べる状態が続いているとのこと。
この2タイトルのユーザー分布を比較すると、ユーザーの年齢分布において35歳-44歳が最も多いのは同じだが、『にゃんこ大戦争』については突出した層がほとんどなく、幅広い年齢層に支持されている点に特徴があると指摘した。
また、モバイルゲームでは他のゲームやアニメとコラボするのは珍しくないが、『にゃんこ大戦争』はこれまでにユニークなコラボを実施している。東京スカイツリー(2019年)、日清焼そばU.F.O.(2020年)、日本中央競馬会(2021年)など、モバイルゲームのコラボ相手としては珍しい企画が展開されている。
なお、『にゃんこ大戦争』10周年イベントは、2022年11月15日にスタート。イベント開始前日には日本のApp Store売上ランキングで110位だったが、イベント開始日に6位に急上昇。その後、下降傾向が見られたものの、12月に入って再び上昇に転じるなど好調なセールスとなっている。
会社情報
- 会社名
- ポノス株式会社
- 設立
- 1990年12月
- 代表者
- 辻子禮子、辻子依旦
- 決算期
- 11月
- 上場区分
- 非上場