CRI・ミドルウェア、韓国ロッテグループでメタバース事業を主導するカリバース社と次世代メタバース実現のための共同研究で合意
CRI・ミドルウェア<3698>は、本日(1月10日)、韓国ロッテグループのメタバース事業を主導するCALIVERSE(以下、カリバース社)と次世代メタバース実現のための未来技術を共同研究する提携に関して、基本合意書(MOU)を締結したことを発表した。
CRIと韓国ロッテグループのメタバース事業を主導するカリバース社は、CEOおよび主要役員が参加するなか、CRIの日本オフィスと米国ロサンゼルスで開催中の「CES2023」の会場間でオンライン会談を実施。次世代メタバース実現のための未来技術を共同研究する提携に関して、基本合意書を締結した。
CRIは本提携により、ロッテグループが推進する次世代メタバース事業において、よりリアルな現実体験、ユーザーの没入感を向上させる音声・映像技術の研究開発をともに行っていく。「CRI TeleXus(テレクサス)」の空間オーディオボイスチャットなど、CRIがもつ音声・映像の技術力でメタバース上での実在感のあるコミュニケーションを実現する。
▼ロッテ情報通信 CEO Roh Jun-hyung氏コメント
「CRIの技術力はメタバースはもちろん、CCTVなどの各種映像と音声関連データ運用においてロッテグループの力になれると思います。この基本合意に基づいてこれから様々な協力関係を持っていきたいと思います」
▼CALIVERSE CEO Kim Dong-Kyu氏コメント
「CRIの技術とノウハウは、ロッテとカリバースが求めているハイパーリアルショッピングやエンターテインメント、そしてコミュニティベースの次世代メタバースの構築に大いに役立つと思います。お互いの緊密な協力のもと、様々な挑戦を続け、メタバースの新たなスタンダードをつくっていきたいと考えています」
▼CRI・ミドルウェア 代表取締役社長 押見正雄氏コメント
「このたび、CRIはカリバース社とロッテグループのメタバース事業における未来技術の研究開発に関する提携について、基本合意書を締結いたしました。当社は、ロッテグループが推進するメタバース事業に全面的に技術協力を行い、創立以来培ってきた音声・映像に関する知見や技術でメタバースでの現実感のあるオンラインコミュニケーションを実現いたします。「音と映像で社会を豊かに」という企業理念のもと、ロッテグループのメタバースプラットフォームにご協力できることを大変嬉しく思っております」
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698