メガチップス、第3四半期決算は経常利益18%増の70億円 Switch用ゲームソフト格納用LSIが堅調 SiTimeの持分法投資利益と為替差益が貢献
メガチップス<6875>は、本日(2月3日)、2023年3月期 第3四半期累計(22年4月~22年12月)の連結決算を発表し、売上高560億7000万円(前年同期比8.6%減)、営業利益55億4200万円(同5.5%減)、経常利益70億0300万円(同18.2%増)、最終利益46億7800万円(同82.2%減)だった。
・売上高:560億7000万円(同8.6%減)
・営業利益:55億4200万円(同5.5%減)
・経常利益:70億0300万円(同18.2%増)
・最終利益:46億7800万円(同82.2%減)
■ Switch向けソフトウェア格納用LSIが堅調
前年同期に比べ減収となったが、Nintendo Switch向けと見られるが、ゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)の需要が第1四半期に比べ第2四半期及び第3四半期と堅調に推移した、としている。
経常利益については増益となったが、持分法適用の関連会社であるSiTime Corporationの持分法による投資利益(のれん等償却費を含む)と為替差益が発生したため。
また、最終利益は大幅減となったが、これは前年同期においては、SiTime Corporationの株式を一部売却したこと及びSiTime Corporationが新株発行増資を実施したことにより、特別利益として関係会社株式売却益が292億5100万円を計上したことによる。いわゆる反動減だ。
■2023年3月期の業績見通し
2023年3月期の業績は、売上高720億円(前期比4.3%減)、営業利益72億円(同2.4%増)、経常利益72億円(同8.4%減)、最終利益47億円(同82.9%減)、EPS245.17円を見込む。
・売上高:720億円(同4.3%減)
・営業利益:72億円(同2.4%増)
・経常利益:72億円(同8.4%減)
・最終利益:47億円(同82.9%減)
・EPS:245.17円
計画に対する進捗率は、売上高77.9%、営業利益77.0%、経常利益97.3%、最終利益99.5%となっている。
・売上高:77.9%
・営業利益:77.0%
・経常利益:97.3%
・最終利益:99.5%
会社情報
- 会社名
- 株式会社メガチップス
- 設立
- 1990年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 肥川 哲士
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高752億5600万円、営業利益70億3000万円、経常利益78億5700万円、最終利益275億4400万円(2022年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6875