スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、2月3日に発表した第3四半期(2022年10~12月)決算で、アミューズメント事業の業績について、売上高が前年同期比24.2%増の150億2400万円、営業利益が同121.9%増の15億5300万円と大幅な増益となったことを明らかにした。
同社のアミューズメント事業は、アミューズメント施設の運営とアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発及び販売を行っている。既存店売上高が前年を大幅に上回った、としている。
四半期別の売上と営業利益を示したグラフは以下のとおり。これをみると、コロナ禍前の2019年では、売上高100~120億円、営業利益5~7億円で推移していたが、2023年3月期に入って大幅に上回ったことが確認できる。
コロナ禍にあってはアミューズメント施設の閉店のほか、セガのように事業撤退を行うケースがみられたが、苦しい状況を乗り切ったことで得られた残存者利益といってもいいかもしれない。