【ゲーム株概況(2/7)】決算後下げたスクエニHDに見直し買いで反発 壽屋が新高値 目標株価引き下げのコナミGは小反発
2月7日の東京株式市場は小反落。日経平均株価は5日ぶりの反落で、前日比8円18銭安の2万7685円47銭でこの日の取引を終えた。前日まで4連騰していたこともあって、戻り待ちの売りや利益確定の売りに押されたようだ。ただ、円安基調だったこともあり、下値では押し目買いが入り、下支えしたようだ。
こうしたなか、ゲーム関連株をみると、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が反発。先週末に発表した第3四半期決算が減収減益となったことを嫌気して前日は売られたものの、ここまで5日続落となっていたこともあり、見直し買いや自律反発狙いの買いが入ったもよう。
壽屋(コトブキヤ)<7809>が昨年来高値を更新。2月4日より、新作発表イベント「コトブキヤコレクション2023[Winter]」を開催しており、多くの新作情報が発表されたことで、足元の国内外での販売好調が今後も継続していくことへの期待感が膨らむ形になっているようだ。
コナミグループ<9766>も小反発。目標株価を引き下げる動きがあったが、反応薄となっている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が「ニュートラル」を継続し、目標株価を7780円から6380円に引き下げた。また岡三証券も「強気」の継続とし、目標株価を9400円から7700円に引き下げた。
このほか、幅広い銘柄が買われており、イオレ<2334>やブシロード<7803>、ワンダープラネット<4199>、ユークス<4334>、enish<3667>が高い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 松田 洋祐
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3652億7500万円、営業利益592億6100万円、経常利益707億400万円、最終利益510億1300万円(2022年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2995億2200万円、営業利益744億3500万円、最終利益548億600万円(2022年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766
会社情報
- 会社名
- 株式会社壽屋(コトブキヤ)
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 清水 一行
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高142億9200万円、営業利益23億3700万円、経常利益23億3200万円、最終利益16億2100万円(2022年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 7809