【連載企画:DONUTS GAMES 研究所19】リアルタイムに今を生きる ー 異色ワルメンゲームの魅力特別公開!

セーノッ

ハッピーバレンタイン!
!?
いやぁ、冒頭だけでも  

バレンタインっぽくしておこうと思いまして
チョコレートヨリモ、モットスゴイモノガアルゾ
DONUTS GAMESの調査レポート……だな?
その通り!  

研究員さん、さっそくご確認ください!
ああ、ありがとう!
甘いものも好きだが、  

やっぱり私はレポートが一番嬉しいよ
研チャン、ヨカッタナァ
変な略し方すな




不可逆でこの瞬間しかない「今」を生きるゲーム



あんどう

たからづかかげきと どくしょを あいする
DONUTS GAMES じぎょうぶちょう。

エージェントM

あまいチョコレートが すきなので
バレンタインの とうじつは
やけに そわそわしている。







「ワルメン」という異色テーマを掲げている『ブラックスター -Theater Starless-(以下ブラスタ)』ですが、登場人物ーキャストたちの輝きはどこからきているのでしょうか。

エージェントM

あんどう

『ブラスタ』はリアルタイムに進んでいく物語です。
「Theater Starless」というショーレストランに集うキャストたちは現実世界と同じように「今」を生きています。例えば生年月日にしても西暦から記載があります。

あんどう

既にみな成人を迎えていますが、加入当時は未成年のキャストもいました。そのキャストを祝う成人式は後にも先にもその日だけです。彼らのまわりで起こる出来事は不可逆なものばかりで、未来に向かっているのでやりなおしが利きません。だからこそ彼らと過ごす日々がより輝くのだと思います。

あんどう

ゲーム内で所謂「イベント」と呼ばれているものは、『ブラスタ』にとっては単なるゲームイベントではありません。
「その日、その瞬間にしか起こらないもの」という意味でのイベントが体験できる、それが『ブラスタ』の魅力のひとつだと考えています。

あんどう

『ブラスタ』は、お客様からの応援や関わり方によって彼らの未来が変わります。我々もこの先彼らがどうなるかは分からない。

あんどう

2022年には「Theater Starless」のキャストの健康診断が実施されました。
「今」を生きて成長している彼らなので、身長が伸びているキャストもいるんです。それに合わせて、公式プロフィールも随時更新しています。
再度健康診断を実施したら、また違う結果になるということですね!

エージェントM

あんどう

その通りです。
健康診断を経て、身長が伸びたキャストはゲーム内でも見た目が変わっているかもしれませんよ。
身長差の入れ替わりも発生しそうですね?

エージェントM

あんどう

お客様に手に取っていただくグッズにもそういった変化があるかもしれませんのでぜひ注目してみてください。
「Theater Starless」のキャストそれぞれに目標があると思うのですが、それぞれどこを目指しているのでしょうか。

エージェントM

あんどう

特定のキャストに勝つイコールナンバーワンということになるかもしれないし、歌やダンスに強いこだわりを持っていて、その領域でナンバーワンを獲ることが目標のキャストもいるかと思います。
何が「Theater Starless」にとってナンバーワンなのかは、お客様と彼らが決めていくことなのだと思います。

あんどう

スポーツチームに例えると、選手はそれぞれの思い描くナンバーワンを目指し、応援する側は自分にとってナンバーワンの存在を見つけていただく。チーム全体を応援するのも良いし、そこは無限の可能性で自由に楽しむものだと思っています。
トップチームを輝かせ続けている選手に魅力を感じることもあるし、創設して間もないチームが成長していく様子を応援するのもいいですよね。

わるいイケメンをおうえんできる『ブラックスター -Theater Starless-(ブラスタ)』

印象的な曲のジューンブライドイベント

『ブラスタ』のゲーム内イベントは毎回盛り上がっていますが、特に印象に残っているイベントはありますか?

エージェントM

あんどう

まず『ブラスタ』はすべてのイベントをとても大切にしていますのでこれが特別というものを切り取るのは難しいです。その上であえてひとつ、ジューンブライドのお話をさせてください。ブライダルイベントはロマンティックで注目されやすいテーマでもありますので。

あんどう

『ブラスタ』はロマンティックな世界とは一見相性が良くなさそうなワルメンたちの集まりですが、楽曲を聴いてみると情熱的で美しく、ドラマティックなものが多いです。
個人的には、普段いろんな意味でお行儀が良くなく、ひとつの形に収まらないようなキャストが美麗で劇的な曲を歌い踊る時のギャップがいいなと感じていて、ジューンブライドは特にその部分のコントラストが強調されていると思います。

あんどう

一度目のジューンブライドで発表した『Fragile Lake』はそれらが強く感じられる楽曲のひとつだと思います。お客様にとても大事にしていただいているナンバーですが、今年、2023年1月に開催したライブ「BLACK LIVE Ⅲ」で初めてフルバージョンを披露させていただきました。

あんどう

すべての楽曲、譜面が我々にとって宝物ですのでこれからも丁寧に接していきたいと考えています。
担当シンガーのおふたりがステージの上段と下段に分かれて歌い、ラストのサビで隣合って歌う演出がとても印象的だったそうですね。

エージェントM

あんどう

私には歌唱力と歌唱力の殴り合いのように感じられました(笑)
楽曲的には協調しないと美しく響かない。ですが、実力者が揃ったときにどちらの歌唱力が上か?となると歌唱力のぶつかり合いのようにも見えます。
そういったところが実に「Theater Starless」らしいですし、その「らしさ」をサポートしつつイベントを設計し、お手伝いしていく。 通常のゲーム運営とは全く違いますので、これが彼らと「ともに生きる」ということなのかなと思います。

物語、音楽、ダンス、すべての要素を詰め込んだ『ブラスタ』

直近1年間だけでもライブ、温泉や英国風パブHUBとのコラボ、AGF(アニメイトガールズフェスティバル)への出展など充実のプログラムだったと思います。
盛りだくさんな1年でファンのみなさんはとても楽しめたと思うのですが、今までの展開で印象的なことはありますか?また、今後の『ブラスタ』への期待や構想などありますか?

エージェントM

あんどう

今後の予定は楽しみにしていただくとして、まずは先日も開催されたばかりの「BLACK LIVE」の話からはじめてよいでしょうか。
『ブラスタ』のライブは彼らの世界を「音楽」と「踊り」というふたつの軸で共有する機会だと思っています。それをどういった形で共有させていただくとお客様にとって一番良い体験になるかは深く考えています。

あんどう

個人的には「BLACK LIVE」を「Theater Starless」のキャスト・スタッフ達が歩んできた1年間の集大成をライブ形式でご覧いただく、ひとつの機会にしたいですね。

あんどう

「BLACK LIVE」と名前のついたライブは3度開催されており、「BLACK LIVE Ⅱ」「BLACK LIVE Ⅲ」といった要領でナンバリングされています。
フルアルバムのタイトルにも同じく数字が付いており、次回は4thがリリース予定ということは、基本的には「続けていくぞ」という意志の表れだと思います。

あんどう

ライブでもうひとつ大事にしてきたのは、夏の全国ツアーです。
ライブという共有体験を関東圏だけに閉じ込めておくのはもったいないですし、このようなご時世ですが、より多くのお客様と物理的な接触があるイベントをどのように全国に広げていくか?ということも常に考えています。

あんどう

「Theater Starless」には5つのチームが存在します。
チーム別に全国津々浦々に行くことができるんじゃないか、という考え方でこの2年は関東だけではなく九州、近畿、東海、北陸…とチームごとに離合集散をしながら各地をまわっています。

あんどう

まだライブをやったことのない土地もいっぱいありますし、チームが訪れていないところもたくさんあります。昨年は京都の太秦映画村や山梨の石和温泉郷ともコラボレーションをさせていただきました。お客様が貴重なお時間を使って足を運んでくださるわけですから、わざわざ行ってよかったと思っていただけるイベントを今後も考えていきたいと思います。

あんどう

『ブラスタ』のライブを「守破離」の3つに分類するならば、ナンバリングのライブは「守」です。「Theater Starless」の世界をどこまで忠実に表現できるかを意識しています。
「破」は各チームが全国各地で披露するライブやイベント。一度きれいな形をバラバラにして次に繋がるチャレンジも入れることだと今は思っています。
「離」は文字通りさらに離れることで新しい景色を作り出すということ。攻めのアイデアで楽しんでいただくことも意識していますので、毎年私たちも、どうなるか分かっていません。

分からないのは楽しみでもありますね!
「離」は今までどんなことをされたんですか。

エージェントM

あんどう

一昨年はクラブを貸し切ってハロウィンパーティーを開催しました。
「Theater Starless」はシンガーもパフォーマーも差がなく同じ価値を持っています。
歌にフォーカスするイベントの他に、ダンスの凄さを楽しんでもらう機会も欲しいなと思っていました。

あんどう

DJが参加して『ブラスタ』以外の楽曲も楽しんでもらう……という試みは賛否両論あったと思いますが、「キャストのみんなとクラブ遊びをする」という新しい体験をお届けできたのではと思っています。

あんどう

「離」は、毎年違うイベントをお届けしたいということで、昨年は大きく分けてふたつ。 ひとつは池袋サンシャインシティの噴水広場を貸し切って声優陣のトークイベントとシンガー&パフォーマーのライブを開催しました。

あんどう

もうひとつは『ブラスタ』の曲をアコースティックでカバーするというイベントを歌唱を担当しているアーティスト名義で実施しました。
『ブラスタ』は声、歌、踊りすべての領域で卓越した才能の集まりなのでそういった試みができるんです。
シンプルな楽器と歌唱だけで、ご飯とお酒を楽しみながら『ブラスタ』の世界に浸っていただけたと思います。

まさに「守破離」ですね!

エージェントM

あんどう

さらには、声優陣による朗読劇やトークをお届けする「BLACK FESTIVAL」もありました。 音楽やダンスだけではなくストーリーの魅力、キャスト同士のやり取りの魅力をお届けできかたと思います。

あんどう

これまで音楽やライブについて強調してきましたが、『ブラスタ』にはストーリーの魅力があります。彼らが今度どうなっていくのか。諍いや争いの物語に加えて謎も非常に多い。

あんどう

物語をより楽しむためには「生の声を聴いていただく機会」が重要と考え、昨年ようやく朗読を中心としたイベントを開催できたのは我々にとっても嬉しい出来事でした。

あんどう

『ブラスタ』は日々進化していますが、物語、音楽、踊り、ゲーム内容どれも大切な要素で、究極はその全てが混ざることだと思っています。
『ブラスタ』の3周年イベントを品川で開催した時に、物語を楽しむ朗読劇の間に生演奏が入るという、物語と音楽の融合を初めてお届けすることができました。

あんどう

もちろん、ゲームもそれらにリアルタイムに連動します。そこから『ブラスタ』の世界で楽しめる体験をいかに拡張していくか。

あんどう

ベースはあくまでみなさんが毎日楽しんでくださっているゲームにあります。ゲーム自体をより面白くしていくことが最重要ポイントだと考えています。

あんどう

我々スタッフのアクションに対して、お客様からは毎日、叱咤激励さまざまなご意見をいただいています。
当然、私をはじめ開発チーム一同、一言一句すべてに目を通しています。メールだけでなく年賀状のようなリアルなお便りもいただくのですが、とても嬉しいですし、厳しいご意見も含めてひとつひとつに身の引き締まる思いがします。

ナンバリングに、いしがこめられている

走っている車に飛び乗る!?前のめりな開発チーム

開発チームの話が出たところで、チームの魅力をぜひ教えてください!

エージェントM

あんどう

前向きでガッツのある人が多いです。
「Theater Starless」のリアルタイムな物語についていくのは、全速力で走っている車に飛び乗るイメージなんですよ。

あんどう

恐れている場合ではないし一緒に突っ走る必要がありますが、『ブラスタ』のチームは誰ひとり「止まってほしい」や「怖いから飛べない」と迷う人がいません。

あんどう

経験豊富なベテランも、これからの若者も一丸となって進められているというのも手前味噌ですが、すごいことだと思います。

あんどう

経験者は知っている分、守りに入りやすくなりますが『ブラスタ』のベテラン勢はリスクを厭わないです。

あんどう

若いメンバーもベテランを追い越す勢いで全力で飛んでくれています。
私や経験者が気にせず走っていいぞ、と背中を押したら「わかりました!」とがむしゃらに走ってくれるメンバーが揃っています。

あんどう

また、ブラスタ愛に満ちたチームでもあります。
最高のものを作り、お届けするにはどうしたらいいのかをひとりひとりが深く考える。少しでも尖りが足りなければ「ブラスタならこうなるはず」「もっと面白くしたい」という提案をするチームです。

あんどう

まだまだ課題は多いですが、どうすればひと味もふた味も違う『ブラスタ』ならではの体験をしていただけるか?を全力で追求していきます。
今後とも『ブラックスター -Theater Starless-』をよろしくお願いいたします!

ひと味違うゲームは、開発チームもひと味違いますね!

エージェントM


っていうかさ……  

ナビッポに変なエフェクト付いてない?
エ?
ほら、なんか紫色の!
……………
ホ、ホ、ホンマヤ! ドナイナットンネン!
RPGの状態異常みたいですね。これは毒かな?
ワシノ体調ハ万全ダシ!  

……デモ、チョット喉ガイガイガスルヨウナシナイヨウナ

(────やっぱり、この違和感は気のせいじゃない)
謎エフェクトもそうだが、中身も変だ!  

ナビッポはこんなんじゃなかったハズだ
ハァ?
(原因はなんだ?  

度重なるタイムリープによる時空間の歪みか……?)
(はたまた、我々を阻止しようとする新勢力の陰謀か!?)
ヤレヤレ。チョコガ貰エナイカラッテ大騒ギシテ、  

カワイソウナ研チャンダナ

(今後のタイムリープに何かしらの影響が出るかもしれない。  

急いで原因を突き止めなくては────!)

 

 
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