オルトプラス、第1四半期決算は営業損失2億1100万円と赤字縮小 運営ゲーム減も外注費抑制 「トレサカ」開発進行、新たなゲーム開発・運営受託の商談も
オルトプラス<3672>は、本日(2月9日)、2023年9月期 第1四半期(22年10月~22年12月)の連結決算を発表し、売上高10億8300万円(前年同期比28.0%減)、営業損失2億1100万円(前年同期は2億2800万円)、経常損失2億0600万円(同1億9400万円)、最終損失2億1800万円(同1億9300万円)だった。
・売上高:10億8300万円(同28.0%減)
・営業損失:2億1100万円(同2億2800万円)
・経常損失:2億0600万円(同1億9400万円)
・最終損失:2億1800万円(同1億9300万円)
ゲーム事業では、事業構造の改善を目指して、既存の運営タイトルの運営体制の見直しをおこない、見直し後も採算性の改善が見込めないタイトルについては、早期にサービスの終了もしくは他社への移管をすすめることとし、第1四半期に2タイトルのサービスを終了・移管を実施するとともに、その他のタイトルについても早期にサービスを終了するため準備を進めてきた。
一方で引き続きブロックチェーンの仕組みを利用した新たなコンセプトのサッカーゲーム「トレサカ」の開発を進めるとともに、新たなゲーム開発、運営の受託に向けて商談を進めている。
ゲーム支援事業では、100%子会社であるSTANDに同事業を集約し、同事業に最適な体制整備を進めてきた。同社グループの人材の外部派遣としての役割だけでなく、国内ゲーム会社の底堅い人材ニーズを踏まえ人材のマッチング数は堅調に推移しており、加えて定期的なイベントを通じて新卒・中途採用の支援企業としての認知度も高まりつつある。
収益面では、タイトル数の減少とタイトル終了の決定を受けて運営中のタイトルのユーザー課金額が減少したことから売上高が減少した。
費用面では、運営タイトル数の減少や課金売上の減少を受けて、外注費やプラットフォーム手数料等の売上原価は大きく減少したが、2022年11月28日に払込が完了した資金調達にかかる費用を一括して計上したことから販売費及び一般管理費の減少額は小幅にとどまった。
なお、第1四半期累計において「持分法会計に関する実務指針」第20項及び第21項に従って、持分法による投資損失を計上し、関係会社長期貸付金を2100万円減額している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高35億1600万円、営業損益4億5200万円の赤字、経常損益4億1600万円の赤字、最終損益4億5200万円の赤字(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672