日本一ソフト、第3半期(4~12月)決算は売上高25%減、営業益63%減に 国内パッケージタイトルは合計4タイトルを発売

  • 日本一ソフトウェア<3851>は、2月10日、2023年3月期の第3半期累計(4~12月)の連結決算を発表、海外市場における新作タイトルと過去作のリピート販売の売上が巣ごもり需要の減少などの影響を受けて低調に推移し、大幅な減収減益となった。

    売上高33億4900万円(前年同期比25.9%減)
    営業利益5億4200万円(同63.6%減)
    経常利益6億7200万円(同56.2%減)
    最終利益4億8500万円(同53.0%減)

    セグメント別の状況は以下のとおり。

    ①エンターテインメント事業 売上高32億9600万円(前年同期比26.4%減)、営業利益8億8400万円(同51.3%減)
    パッケージタイトルとして、国内では『夜廻三』『void* tRrLM2();//ボイド・テラリウム2』『グリムグリモア OnceMore』などの合計4タイトルを発売した。また、第4四半期以降に発売を予定している『魔界戦記ディスガイア7』などの開発を進めた。

    そのほかは、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steamなどを通じたゲームソフトおよびダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売されたタイトルのローカライズおよび販売を行った。

    加えて、新規タイトルの開発および関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行った。

    ②学生寮・その他事業 売上高5200万円(同29.8%増)、営業損益2100万円の赤字(前年同期1400万円の赤字)
    学生支援を目的として岐阜県内の大学学生寮2件の運営を行った。

    ■通期予想は変更なし
    2023年3月期通期の連結業績予想については、第2四半期決算発表時の修正予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高55億8800万円(前期比2.2%減)
    営業利益10億2700万円(同34.4%減)
    経常利益12億3600万円(同26.8%減)
    最終利益8億3000万円(同34.8%減)

株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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