アルファポリス、第3四半期決算は営業益11％増の18億5600万円　『月が導く異世界道中』反動減を刊行数の増加でカバー　広宣費の"正常化"も寄与

アルファポリス<9467>は、本日(2月10日)、2023年3月期 第3四半期累計(22年4月～22年12月)の決算を発表し、売上高69億7400万円(前年同期比0.1%減)、営業利益18億5600万円(同11.1%増)、経常利益18億6200万円(同11.0%増)、最終利益11億4900万円(同10.4%増)だった。

・売上高:69億7400万円(同0.1%減)
・営業利益:18億5600万円(同11.1%増)
・経常利益:18億6200万円(同11.0%増)
・最終利益:11億4900万円(同10.4%増)

編集部門の体制強化により刊行点数は前年同期比56点増と大幅に増えたことで、『月が導く異世界道中』のアニメ放送によって大幅に伸長した前年同期の売上高と同水準で着地した。

営業利益と経常利益については、広告宣伝費が減少したことによる。これはコスト削減を意図的に行ったわけではなく、前期の第2四半期にテレビCMの放映など大型成長投資を行っており、広告宣伝費が一時的に増えていた。

■2023年3月期の業績見通し

2023年3月期の業績は、売上高95億円(前期比4.5%増)、営業利益24億円(同9.4%増)、経常利益24億円(同9.0%増)、最終利益14億8800万円(同7.1%増)、EPS153.61円を見込む。

・売上高:95億円(同4.5%増)
・営業利益:24億円(同9.4%増)
・経常利益:24億円(同9.0%増)
・最終利益:14億8800万円(同7.1%増)
・EPS:153.61円

計画に対する進捗率は、売上高73.4%、営業利益77.3%、経常利益77.6%、最終利益77.2%となっている。

・売上高:73.4%
・営業利益:77.3%
・経常利益:77.6%
・最終利益:77.2%