フリュー<6238>は、本日(2月14日)、第3四半期累計(22年4月~22年12月)の連結決算において、ゲーム事業の業績について、売上高が5.2%減の22億9200万円、営業利益が同100.5%増の1億3000万円と大幅な増益になったことを明らかにした。
家庭用ゲームソフトとゲームアプリがいずれも前年実績を25%下回ったが、アニメ事業が25.7%増の11億8000万円と伸びた。映画「ゆるキャン△」が22年7月に公開され、興行収入は10億円を突破。映画に合わせて製作したパンフレットやグッズ販売も好調だった。
なお、家庭用ゲームソフトは、オリジナルの新作タイトル「聖塔神記(せいとうじんき)トリニティトリガー」を9月に発売したほか、他社IPの新作タイトル「バトルスピリッツ コネクテッドバトラーズ」を4月に、「ロジカル真王(シンキング)」を12月に発売した。
また、ゲームアプリ事業は、女性向け恋愛シミュレーションゲーム市場が縮小傾向で、売上も前年を下回った。体制立て直しのため、2タイトルを終了し、『恋愛ホテル』『恋愛幕末カレシ』の2タイトルを運用しつつ、新規タイトルの開発に注力する考え。
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会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238